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聡の態度に微かに違和感を覚えながらも対談はどんどん深い内容へ入っていく。
「・・・単純に全員にさ、5人でいたいっていうか、このグループが好き、一生このグループでやっていくんだ、っていう覚悟っていうか、グループ愛(笑)が目覚めたのかもね」
「・・・、たしかにねぇ」
・・・・・
たしかにねぇじゃないわ。
もう、ちゃんと聞いてないだろこれ・・・
釈然としない聡にだんだん腹が立ってきて、その瞳を軽く睨みつける。
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・・・そしてやっと、先程の違和感の正体に気づいた。
(・・・え、めっちゃ震えてない？)
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・・・そういうことか。
たぶん聡、すごく体調が悪いんだ。
血色のない真っ青な肌に、青紫色に変化した唇。
いくらなんでも顔色が悪過ぎだ。
気づくのが遅くなったことに申し訳なさと悔しさが溢れて、思わず舌打ちしそうになる。
なにより、俺がどんなにみつめても、どこか焦点のあっていないようにみえるその瞳に俺が映ることは1度もなくて。
それが焦りを強くする1番の原因だった。
(対談やってる場合じゃないだろこれ・・・)
こうなれば、彼の返事に全く内容がないことなんかより、明らかに悪い体調がいつ、これ以上悪化してしまうか気が気でない。
ここは聡のために、インパクトにあることをひとつパッと言って早めに終わらせよう。
そう思って、必死に頭を働かせる。
「俺は生まれ変わってもこの5人と一緒にまたアイドルをやりたいなって思うけどね。
マリウスみたいな天使がいるグループ(笑)なかなかないし、あのグローバルな感じも強みだよね。風磨くんの芸術性の高い音楽はかっこいいし、あの人自身がグループの頭脳っていうか・・・うん、司令塔・・・戦略家って感じだね。ケンティーはねぇ、すごいんですよ(笑) アイドルになるために生まれてきたような人だし、やっぱり他にいない存在っていうか。そして何よりうちの松島さん、天才だしぃ？ふふふ(笑) ほんとに天才。ヤバイのよ。いろいろ持ってるんですよね・・・・って、聡？・・・聞いてる？」
「っ、ハァ・・・ハァっ、」
・・・聡の様子が変だ。
こっちの呼びかけも聞こえてないみたい。
・・・もう悪化しちゃったかな、
話してる俺自身が恥ずかしくなってきて、顔を見ないで話してたから聡の様子がおかしいことに気づくのが少しだけ遅れてしまった。
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mau(プロフ) - �イ砲弔い謄灰瓮鵐伐爾気辰進�々、誠にありがとうございます。先程、パスワードを解除し、全体公開に切り替えましたので、お時間がありましたらお読みいただけると幸いです。part�Δ諒�もどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年11月2日 22時) (
レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
Kazami(プロフ) - スタート当初から楽しませて頂いてます。続きを読みたいのでパスワードを教えて下さい。 (2018年11月2日 21時) (レス) id: dcd9ebab70 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく拝見しています。シリーズ5を読みたいのですが、パスワード教えていただけますか？お願いします！ (2018年11月2日 21時) (レス) id: 7776eaa6cf (このIDを非表示/違反報告)
ボニータ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます。シリーズ5の作品も読みたいのですが、よろしければパスワードを教えていただけますか。よろしくおねがいします。 (2018年11月2日 18時) (レス) id: 72f470d224 (このIDを非表示/違反報告)
mau(プロフ) - この度はわざわざコメントしていただき、ありがとうございました。引き続き本作品をどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年8月11日 22時) (レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mau | 作成日時：2018年5月7日 21時
