story60 ページ16
A「う-ん、一週間くらいならいいよ。」
悩んだ結果、一週間だけなら大丈夫ってことにした。
裕翔「よかった。じゃあ一週間 俺の彼女ね!」
これで決まり。
もし裕翔くんと結婚したらどうなるかが
これで分かると思うから。
裕翔「...A。」
いつもなら Aちゃん って呼ぶのに
不意打ちで呼び捨て。
A「恥ずかしい...。」
裕翔「えっ、ゴメン!!いつも通りAちゃんって呼ぶから!」
別に、裕翔くんが悪い訳じゃないよ。
ただ、裕翔くんに呼び捨てされるのに慣れてないだけ。
裕翔「じゃあ俺はそろそろ おいとまします。
バイバイA。明日迎えに行くから準備しといてね。」
A「分かった。じゃあね。おやすみ。」
裕翔くんが出ていったあと、圭人くんが言った。
圭人「中島さんと...お付き合いされるんですか?」
A「一週間だけだよ。どうしてそんな心配するの...?」
不思議だった。
何も関係ない圭人くんがこんなこと言い出すことが。
圭人「...お嬢様が 誰かのものになってほしくない
というのは...私のワガママでしょうか。」
A「...ｯ、」
ズルいんだよ。私は圭人くんのことを
本気で好きにならないようにしてる。
ダメだよ、今は裕翔くんの彼女なんだから!!
A「お願いだから...私のこと好きにならないで!!」
流れそうな涙を隠して 部屋を出ていこうとした。
ｷﾞｭｯ
A「!? 離して...」
後ろから 圭人くんの香りがした。
背中に暖かい感触が広がる。
圭人「お嬢様。」
抱き締められてるんだよ、私...。
嫌なはず。抵抗しなきゃダメなんだ。
でも 私の中に抵抗できない私がいた。
圭人「確かに、お嬢様と執事の恋愛は許されていません。
執事の決まりでもあり、決まりを破った者には
それなりの罰もあるのです。
でも、私はお嬢様を守るためなら何だってします。
好きになってはいけない ことに罪など無いのですから。」
そんな言葉を聞いて、ますます涙が溢れた。
A「そうだよね...。ごめんね、私が悪い...。
全部、圭人くんのせいにしてた。
そんなに私のこと思ってくれてたなんて 思ってなかった。」
圭人「お嬢様のこと 好きでいてもいいですか?」
A「う-ん。今度 言うから。
それまでは私の執事。」
圭人くんに大事なことを教えてもらった。
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こんち(プロフ) - 間違ってたらごめんなさい。私のこと知ってますか？ (2017年12月23日 0時) (
レス) id: bf0bcfeaf6 (このIDを非表示/違反報告)
じゃに|おむらいす - ななみ。さん» 光好きでたまんない(〃)リクです。光との絡みでちょいｴﾛくして下さい(( (2015年8月19日 17時) (レス) id: 9b1f7e6b7b (このIDを非表示/違反報告)
ななみ。(プロフ) - じゃに|おむらいすさん» 興奮するというか ちょっと危なくなるかもですね!笑 つなぐ手と手 いいですよね(*^^*) (2015年8月19日 13時) (レス) id: ca148e895b (このIDを非表示/違反報告)
じゃに|おむらいす - 胸がガッツリ当たってる(笑)涼介なら興奮しそう(〃´_`〃)つなぐ手と手私も好きです。 (2015年8月19日 7時) (レス) id: 9b1f7e6b7b (このIDを非表示/違反報告)
ななみ。(プロフ) - じゃに|おむらいすさん» そうなんです!!笑 気付いて下さり ありがとうございます(*^^*) (2015年8月16日 14時) (レス) id: ca148e895b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみ。 | 作成日時：2015年4月26日 14時
