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A「誰が照れるか！はい！次！！」
健人「(笑) 勝利ー。A、怒らせちゃったー(笑)」
勝利「えー、健人くん、何したのー？(呆)」
ぬいぐるみを持って、勝利と交換する健人。
健人の言葉に呆れながら、Aの元へ歩み寄る勝利。
勝利「Aちゃん、大丈夫？」
A「……大丈夫」
勝利「そう？じゃ、ここ座ろ？」
A「ここ？」
勝利に誘導されて向かったのは、スタジオの一角に置かれたベンチ。
大人しく座っていると、いきなり電気が消えた。
A「え、停電？」
勝利「違うから(笑) ほら、前見て！」
A「…うわぁー！すごい！」
電気が消えて驚くAに、笑いながら前を向くよう促すと、そこには色とりどりの花火が上がっていた。
勝利「本物の花火は無理だから、映像でお楽しみください(笑)」
A「うわぁー。キレイ！」
プロジェクターから流れる花火に、Aは目を輝かせながら眺めていた。
勝利「Aちゃん…」
A「ん？」
勝利「ううん。キレイだね！」
A「うん！こういう花火もいいね♪」
勝利の言葉に、今日１番の笑顔を見せるAのおデコにキスをする勝利。
勝利「…あ、大きい花火！」
A「……ほんとだ！」
プロジェクターから流れる花火を、２人は手を繋ぎながら眺めていた。
しばらくして映像が終わり、スタジオが明るくなると…
A「…余韻に浸せて貰えなかった(笑)」
スタッフ「それは、本当の花火の時で お願いします(笑)」
A「はぁーい(笑)」
勝利「(笑) 今度は、本当の花火 見に行こうね！」
A「うん！…あ、最後って風磨？」
勝利「そうだよ！風磨くーん！次だよー」
風磨「やっとだよー」
スタジオの端で待機してた風磨が、ニヤニヤしながらやってきた。
A「あ、お疲れ様でーす(笑)」
風磨「お疲れ様でーす！じゃねぇから(笑)」
A「なんか、嫌な予感しかしないのよ。風磨の場合(笑)」
風磨「嫌な予感ってなんだよ(笑)……ん」
A「ん？なに？」
風磨「乗れっつってんの」
A「え、やだ」
風磨「あのね、乗らないと撮影 出来ないの」
A「………まじか」
突然、Aの目の前で背中を向けて しゃがみ込む風磨に、渋々 背中に乗っかるA。
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作者名：聖子 | 作成日時：2018年9月16日 1時
