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頭を上げて滝沢が居なくなるのを見届けると、中島と菊池がAの腕を引いて、さっきの部屋に入った。
A「えーっと、」
健人「心配かけて、ごめん」
『ごめん／ごめんなさい』
風磨「俺ら、Aが居るからって ちょっと甘えてた…」
勝利「けど、こんなに考えててくれて…悩んでてくれてたなんて…」
聡「全然、気づいてあげられなかった…」
マリウス「Aちゃんがいない、Sexy Zoneは、Sexy Zoneじゃないよ？」
A「…っ、」
健人「Aちゃん…ボクら年下だし、まだまだ半人前だけど なんでも相談して？」
勝利「いつも、ボクらの相談とか乗ってくれるのに、Aちゃんの事…なんも話してくれないの、なんか寂しいよ…」
風磨「滝沢くん達みたいに上手くアドバイスあげれないけど、ちゃんと聞くから」
マリウス「今すごく大変だけど、Aちゃんがいるから、ボク頑張れてるんだよ？」
聡「Aちゃんの笑顔が、ボク達のパワーの源なの！だから、必要だった？なんて思わないで？」
A「うんっ、うん…っ、ごめ…ｯ」
健人「謝らないでよ。Aちゃんは悪くないんだから」
A「あり…がと…ｯ」
中島の言葉に、Aは泣きながも微笑みながら、感謝の言葉を伝えた。
それを聞いたメンバーは、自然とAを囲むように身体を抱き寄せあった。
A「…へへっ。暑いよ(笑)」
風磨「いいじゃん。たまには」
勝利「なんか、こうやって６人でいるの久しぶりだね」
マリウス「やっぱ、この６人がいいや♪」
聡「うん。この６人が落ち着くね！」
健人「…また６人で活動 出来るまで、頑張ろう？」
『うん！』
辛い事を乗り越えれば きっと、ステキな光景が見えてくる。
それを、６人揃って見たいんだ---
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作者名：聖子 | 作成日時：2018年9月12日 16時
