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滝沢「まぁた余計な事 考える(笑)」
A「だってさ、私なんてグループをまとめる為の要員じゃん？それなのに、こんな風に分かれちゃったら意味ないじゃん…」
滝沢「そんな事ないと思うよ？」
A「なんで？」
滝沢「あいつらは あいつらなりに、今 頑張りどころなんだよ。それを、Aがフォローするだけで心強いと思うよ？」
A「なのかな…」
滝沢「珍しくネガティブだな(笑)」
A「だって、見ちゃったんだもん…
“橋本 Aが入ったから、こうなった。
だからSexy Zone 辞めて”
って…他にも色々…」
滝沢「A…」
伸ばしてた腕を曲げて、顔をうずめながら静かに涙を流すA。
A「…皆の事、サポートする！って、約束したのに…ｯ」
滝沢「…A、まだ始まったばかりだろ？」
A「ｯ…うん、ｯ」
Aが座る椅子を自分の方に向かせて、両頬を掴み ジッと目を合わせて優しく話す滝沢。
滝沢「大丈夫だから。あいつら信じてやれ。そして、AにはAにしか出来ない事を思い切ってやれ。Aのフォローは、俺らがやるから」
A「うんｯ」
滝沢「AはAらしく。それだけで、あいつらは安心するんだから。あいつらが帰る場所は、AがいるSexy Zoneだよ？」
A「う"ん"ー」
滝沢「泣くなってー(笑)ったく、泣き虫な所は本当に変わらないんだから(笑) はい、チーンして」
滝沢がティッシュを数枚 手に取りAの鼻に当てると、思い切り鼻をかむA。
滝沢「汚っ！(笑)」
A「ひどい！」
滝沢「少しは落ち着いた？」
A「うん…滝沢くん。ありがとう」
滝沢「いえいえ。可愛いAの為なら(笑)」
A「…飲み物、奢って」
滝沢「おまっ、！(笑) ったく、ほら いつもの所 行くぞ？」
A「へへっ♪ 滝沢くん、大好き♡」
立ち上がる滝沢の腕にしがみつくA。
滝沢「調子いいやつだよ(笑)」
そんなAに軽くデコピンをして、２人は部屋を出た。
事務所の廊下を腕組みながら歩く２人を、笑いながら見つめる社員たち。
Aが事務所で誰かにくっつくのは、悩みを相談して解決 出来たという事なのを、社員皆 把握済み。
だから、今回も目を赤くしながらも、ニコニコ顔で滝沢にくっつく姿が社員からしたら、微笑ましかったのだ。
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作者名：聖子 | 作成日時：2018年9月12日 16時
