私と彼のアカデミア【相澤消太】 (ページ5)

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ふと、目線が交わりその瞳から目が離せなかった。

「忙しかったなぁ、春からは私も教師だしなぁ」
と言いつつ私は彼を自分の方へと引き寄せた。

相澤「？！」
自分からするのはこれが初めて。
そのまま深く口づける。

「だから、もっと忙しくなるし、その…寂しくなる…」
いつもは言わない、今日くらいはと素直に言葉にしてみる。

少し頬を赤らめた彼はそれを隠すかのようにﾆﾔﾘと笑い私を抱きかかえ寝室に足を向けた。

相澤「俺の彼女さんは思っていたより大胆なようだ」

沸々と熱が顔に集中して来るのがわかる。
プロヒーローという事もありお姫様抱っこをすんなりとされてしまう私は顔に集まっている熱を誤魔化したく消太さんの首元に顔を埋めた。

相澤「あんまり可愛い事するな、優しくしてやれなくなる。」
「消太さんなら、いい」

消える様な小声で呟くと私を抱える手に力が入るのを感じる。

相澤「やっぱり無しとか、聞けねぇからな」

優しく2人のベットに降ろされ、ふってくるキスの嵐。

真夜中に2つの影が重なった。

甘くてとても素敵な時間

そんな

私と彼の

物語