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相澤「そうだ、爆豪。雄英に勤めてみないか？」
「…は？」
素っ頓狂な顔で此方を見つめてくる
相澤「説明する。早くて3ヵ月後の話なんだが、高校卒業してすぐに事務所を設立して5年。お前はもうプロの実績を持っている、そこで校長から推薦で名前が上がったんだよ。実際の所人手不足に悩まされていてな新しい教員を探してんだ。どうだ？」
少し考える素振りをしてから
「一つだけ、確認というか条件というか…」
相澤「何だ？」
「事務所を持ってるから特になんですけど、サイドキックに事務系は任せられるんですが、緊急要請とか私でなくちゃいけない仕事の時はそちら優先でも大丈夫ですか？」
相澤「勿論だ、最近伸び代凄いもんなBlast事務所は」
何処となく嬉しそうに微笑み引き受けると言いながら教員免許取得と事務所の整理の為時期は一年待って欲しいと彼女の言葉をそのまま校長に連絡した。
そんな形から付き合い始めて、実家暮らしであった彼女は俺の家に引っ越して来て現在同棲中だ。
この仕事をしていると会う時間も限られて来るため合理的、なんて言って荷物纏めて家に来た時は驚いた。
そしてその間無事教員免許も取得し数ヶ月先、次の春から雄英高校に彼女も勤め始める。
そんな矢先冒頭に話が戻る訳だが…
相澤「別に手を出したくないとかじゃ無いんだよA」
「じゃあ、元生徒だから？」
因みに俺らは5歳差だが、そんな理由でこっちだって我慢していた訳じゃない。
相澤「大事にしたいんだよ、その、一切そういった話だったり雰囲気だったり嫌っている様に見えてな…」
思わず、在学中の時の表情を思い出した。
行き過ぎた変態話をする男子を見る目と問答無用に爆破をかましていた事から、中々踏み出せずにいた。
「わ、私が望んでるの…それと、確かに品が無くそういた話をしたりされたりするのは嫌だけど、消太さんだからその…」
恥ずかしがって吃っている姿に悶絶しながらとりあえず、仕事終わりという事もあり俺は風呂へ向かった
相澤「あいつは…本当に…」
今年から同じ立ち位置で教師とプロヒーローの活動を始める。
一段と忙しくなり2人の時間はより減るだろう。
俺は頭を抱えながら急いそと風呂を後にした。
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作者名：@yu | 作成日時：2022年8月28日 5時
