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善逸「ねえ?!兄の心配は?!」
未だに騒ぐ善逸兄さんに睨みを効かせ始めたアオイ様が視界に入った為私は善逸兄さんの頭を優しく撫でた。
満足しているのか急に大人しくなる善逸兄さん
炭治郎「あ、あの失礼ですが、お名前を伺っても良いですか?」
「嗚呼、名乗って居ませんでしたね?私は我妻A。階級はご存知の通り鳴柱を務めて居ます」
すると、大人しくなっていた善逸兄さんの頭が音を立てて此方に勢い良く向いた
善逸「はあああああああ?!!!!」
キンと耳鳴りがする。
「善逸兄さん?耳元で叫ぶな」
ニッコリと効果音が付きそうな笑みで言うと一瞬怯むが、直ぐに口を開いた。耳の良い私達だからこそ大きな音が駄目なのに
変わらない声量で叫ぶ。
善逸「は、柱ああああああ?!!!!何それ?!聞いてないんだけど?!!!!」
「師範には文を送ったけど?」
善逸「俺は聞いて居ないの!!!!」
「良い加減にして、叫ぶな」
流石にイラッとしてしまい、善逸兄さんの首に手刀を入れ込み気絶させる。
「申し訳御座いません。お見苦しい姿をお見せしてしまい。」
炭治郎「本当に兄妹ですか?あ!いや、匂いとかで分かるんですけど、余りにも中身が似て居ないというか…」
「良く言われますよ、私達三兄妹は性格バラバラですから」
挨拶を交わし、何度も会議での事を感謝され、痺れを切らした胡蝶様が口を開く
胡蝶「本題に入りますが、そろそろ機能回復訓練に入りましょうか」
ニコリと笑う彼女とポカンとしている彼等
「頑張って下さいね、私は此れから任務なので失礼致します。」
善逸「え!もう行くの?!」
何時目を覚ましたのか、善逸兄さんは泣きそうな顔で此方を見つめてくる。
「うん、行ってきます、遅れらんないんだ今回合同任務だから、じゃあ、またね善逸兄さん」
そのまま胡蝶様や炭治郎様に会釈をし屋敷を出た。
耀「A!合同任務!一般隊士 獪岳ト合流シ、北ヘ迎エ!」
「獪岳兄さん?フフ…了解」
先程少し話題に出た暫く連絡が取れて居なかったもう一人の兄
今日は、家族に会える日 だ何て考えながら、向かう速度を上げた。
ぼんやりと視界に入ってくる人の姿
獪岳「…A?」
音もなく獪岳兄さんの横で足を止める。
「獪岳兄さん、久しぶり」
それ程かの月日が経っただろうか、久しく会えて居なかった獪岳兄さんは変わって居なかった、勿論良い意味で。
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猫鈴 - 続きが気になります!無理せず更新頑張ってください (2022年9月19日 19時) (レス) @page33 id: 49c7725a4b (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星夜 - 初コメ失礼します。こんばんは!この小説、すごく面白かったです。これからも更新楽しみに待ってます!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月24日 17時) (レス) @page25 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは^_^これからも更新楽しみにしてます (2022年7月28日 9時) (レス) @page24 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
汐莉@ハピラビ(プロフ) - @yuさん» 更新楽しみにしています (2022年6月30日 7時) (レス) @page24 id: cbcf5b3031 (このIDを非表示/違反報告)
@yu(プロフ) - アニメ好き学生!さん» わああ!ありがとうございます!!ゆっくり亀更新ですがよろしくお願いします! (2022年6月18日 20時) (レス) id: fd33118340 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@yu | 作成日時:2022年3月27日 19時