柱の彼女は一匹狼【鬼滅の刃】

19話：起床、そして緊急柱合会議再び【貴女】 ページ45

おぶられたまま皆んなのところに着き炭治郎様に御礼を言われる

炭治郎「Aさん、ありがとうございます。Aさんのお陰で…本当に…」

嬉しそうに笑う彼
私は首を横に振った

貴『私は何も。禰󠄀豆子様がご無事で本当に良かったです』

無一郎がなんでか吹き出した

時透「Aのその口調久々に聞いた」

炭治郎「え？いつもこうですよね？」

家族と無一郎以外にはと心の中で答える


すると増える“音”

甘露寺「みんなああ！！」

ﾎﾞﾛﾎﾞﾛと泣きながら凄い勢いのまま突っ込んでくる甘露寺様

勝った、生きてると叫ぶ彼女

こんな時間が続けば良いとさえ思ったぐらい和やかな空間に頬が緩む

それを見た無一郎は優しく言った

時透「うん、やっぱりAはそっちの方がいい」













あれから蝶屋敷に運ばれ1日の休暇を持って私は完治した
無一郎と甘露寺様は2日眠って3日目には全快になったと聞いた

刀鍛冶の里は直ぐ様拠点を空里に移動したそうだ


そして現在、御館様の御屋敷。

産屋敷邸で緊急柱合会議が再び行われていた

不死川様が上弦に遭遇する私達を羨ましがる

伊黒「甘露寺に時透、それと我妻。その後の体調はどうだ」

甘露寺「あ！うんありがとう、随分良くなったよ」

しどろもどろに答える甘露寺様

時透「僕も…まだ本調子じゃないですけど…」

私は無一郎の同感な為口には出さず首を縦に振り頷く。

それに続く様に悲鳴嶼様、胡蝶様、冨岡様が口を開く。


？「大変お待たせ致しました。」

そこに御館様にしては高い声がする

あまね「本日の柱合会議、産屋敷耀哉の代理を産屋敷あまねが務めさせていただきます」

病状の悪化により代理を立てることとなった事を詫びる、御館様の奥様であるあまね様が頭を下げる

私達は悲鳴嶼様を筆頭に姿勢を正す

悲鳴嶼様が励ましの言葉を言うと目を伏せるあまね様


あまね「柱の皆様には心より感謝申し上げます」

そして今回の緊急柱合会議の内容に触れていく

禰󠄀豆子様が太陽を克服した事により鬼の始祖鬼舞辻無惨はきっと血眼になって狙ってくるだろう

あまね「上弦の肆、伍との戦いで甘露寺様、時透様、我妻様の御三方に独特な紋様の痣が出現したと報告が上がっています」

無一郎にの頬に出ていた痣を思い出した。


私も首から頬にかけて熱を帯びていたのを覚えている

あまね「御三方には痣の出現の条件を御教示願いたく存じます」

甘露寺様は驚いた様な表情を見せる。

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