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善逸「ちょ、ちょっと待ってy...」
「何を待つ?待ったなんて通用しない世界で私達は生きている。煉獄様がご無事で何より。でも私は鬼の頸を切れずに逃した愚か者。逃した事によりまた被害が出る。何も罪のない人達が喰われていく。」
胡蝶「我妻さん、少し落ち着きましょう?」
「こうしては居られないのです。私は1人がいい、何があっても、出来れば必要以上に関わりたくない。」
私は布団から出て立ち上がろうとする
上弦の参との戦闘で如何に自分が愚かで弱いか思い知った。
早くにでも鍛錬しないと、もう既に1週間の月日が経ってしまっている。
善逸「いい加減にしろよ!!!」
善逸兄さんの叫びに近い怒鳴り声がし、私は腕を強く掴まれた
「離して、私に時間はない。」
善逸「その怪我で何をする気なんだよ!鍛錬か?巫山戯るな!」
怒鳴り声をほぼ初めて聞いた。善逸兄さんから聞いたことも無い悲しく、苦しそうな"音"を初めて聞いた。
「私は弱い。弱すぎる。これで柱?確かに私は巫山戯ている。善逸兄さん、もう私に関わらないで。」
そう言い、胡蝶様と善逸兄さんの制止の声を振り払い
自分の屋敷へと戻った。
_____もう関わらないで。
そう発言した、泣きそうな顔が、そんな善逸兄さんの顔と"音"が
頭から離れない。
音もなく私の瞳から涙が溢れてきた。
怪我の痛みなんてどうって事なくて、心が痛くて
でも、失うのはもっと痛くて嫌だ。
「ッッ…ウウッ…ごめ、ごめんなさい、善逸兄さんッッ」
ボロボロと溢れてくる涙を無理矢理拭い喝を入れる
「誰ももう失わない、私は強くなる」
聞いてはないが、きっとあれ程重症だった煉獄様はもう戦えない。
生きて居られていることが奇跡に近い。
柱に空きが出来てしまった今。
分かってくれなんて言わない。
でも、善逸兄さんが私を思ってくれているように
私も皆を思って居るからこそなんだよ。
「フゥッ……さて、始めようか」
無理に帰ってきたせいで開いてしまった傷口からの血を
呼吸で止血しながら
日輪刀を手に握る。
明るい未来を夢見て、私は刀を振るった。
ーーーーー
急なシアリス大変申し訳ございません……
なんだか、書いていて題名とそぐわない夢主になってきていないか?と思いまして…。
まだまだ、至らぬ所ばかりですが
更新頑張ります。よろしくお願い致します!
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猫鈴 - 続きが気になります!無理せず更新頑張ってください (2022年9月19日 19時) (レス) @page33 id: 49c7725a4b (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星夜 - 初コメ失礼します。こんばんは!この小説、すごく面白かったです。これからも更新楽しみに待ってます!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月24日 17時) (レス) @page25 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは^_^これからも更新楽しみにしてます (2022年7月28日 9時) (レス) @page24 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
汐莉@ハピラビ(プロフ) - @yuさん» 更新楽しみにしています (2022年6月30日 7時) (レス) @page24 id: cbcf5b3031 (このIDを非表示/違反報告)
@yu(プロフ) - アニメ好き学生!さん» わああ!ありがとうございます!!ゆっくり亀更新ですがよろしくお願いします! (2022年6月18日 20時) (レス) id: fd33118340 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@yu | 作成日時:2022年3月27日 19時