16話 ページ17
あれから早くも数日が経ち、私は自分の部屋で1枚の便箋と向き待っていた。
貴『さて、開けないとか…』
少しばかりﾄﾞｷﾄﾞｷとする胸をそっと撫で
便箋の封を切った
“相澤A様”
から始まる合格通知の手紙をサッと目を通した
入学に向けての準備等の連絡事項であり、先日の試験の事は一切記入されておらず疑問に思った矢先
便箋からはみ出る不思議な
貴『何此れ。』
ｶﾁｯ
小さく音を上げたその機械はスクリーンを映し出した。
？｢あー、俺が投影された。先ずは筆記試験の結果報告をする。｣
出てきたのは父で、私の結果が載っているであろう紙を手にしながら、口を開いた
相澤｢筆記は社会を除く教科満点だ。社会は92点。この時点で筆記試験合格だ。｣
自己採点が間違っていなかった事に安堵し、矢張り社会かと項垂れた。
相澤｢次に実技だが、
思っていた以上にpointが取れていた事に思わず笑みが零れる
そこから映像は終わろうとする父に何やら別の声が聞こえてくる。
？｢おいおい！それだけかよ！娘なんだからもっとあるだろ！イレイザー！｣
……ひざしだ。いつもは五月蝿と顔を顰めてしまうが今日は気分が良い
相澤｢……A。漸く1段階昇っただけだ。
ﾌﾟﾂｯ
私は子供の様にﾊﾞﾀﾊﾞﾀと足を揺らし悶えた。
真逆、父からのあんな言葉貰えるなんて思っていなかったからだ。
嬉しすぎて涙が込み上げてくる。
ｺﾝｺｯ、ｶﾞﾁｬｯｯ
母｢A！どうだった？！！｣
いきなり部屋のドアが開かれ母が入ってくる
貴『お母さん、ノックしてる最中に開けちゃ、ノックの意味が無いじゃない…それと、合格だったよ』ﾆｺｯ
母の方へ振り返り笑うと涙目になった母は私を抱きしめた
母｢やったー！やったやった！流石Aね！お母さん嬉しいわ！今日はパーティね！｣
母が泣いてくれているお陰で私の涙は引っ込んでしまった
貴『お父さんが嫌がるかもよ？』
母｢関係ないわ！Aのお祝い事なんだから！お父さんには口出しさせません！｣
鼻歌を歌いながら下へと降りていく母を横目に携帯を開きメールを打つ
相澤A雄英、受かってたよ、勝己は?
直ぐ既読がつき返信がくる
爆豪勝己俺もだ。電話掛ける、
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urUTtmlB9Wljz7r(プロフ) - 相澤先生の娘とか最高かよ…、 (2022年9月8日 23時) (
レス) @page1 id: ce509c1850 (このIDを非表示/違反報告)
@yu(プロフ) - 深海さん» ありがとうございます！ホントにリアルがバタバタで遅い更新になってしまいますがよろしくお願いします (2019年12月18日 8時) (レス) id: fd33118340 (このIDを非表示/違反報告)
深海 - 面白いです！！更新、頑張ってください！応援してます！！！ (2019年11月27日 22時) (レス) id: 5f7ed13017 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@yu | 作成日時：2018年12月17日 15時
