砂糖くん♯23 ページ23
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貴「あれ？
…聡ちゃん？」
呆然とした顔で立っていたのは聡ちゃんだった
聡「…っ！…」
フッと我に帰ったように
胸をなでおろしている
聡「あ、Aちゃん、と勝利…
勝利、そろそろ表彰式じゃない？
行ってきなよ！」
もう気づけばすべての競技が終わっていた
そんなに時間が経っていたなんて
全然気づかなかった
ああ。とだけ言うと勝利は
また会場へと戻っていった
貴「私たちも、もどろっか」
聡「ん…そうだね、」
それから聡ちゃんはずっと黙ったまんま
ずっと何か考え事をしているようで
なんだかいつもの調子で話しかけることが
出来ずに、お互い無言で戻った
風「お、きたきた
もう表彰式終わる頃だぞ笑」
ふと表彰台を見ると、
勝利が賞状とメダルを持って嬉しそうに
清々しい顔で立っていた
いい記録を残せてよかった！
.
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返事、どうしよう。
考えちゃうのはやっぱり、さっきのこと
勝利のことは好き。
でも、それだけで付き合っても
本当に良いのかな。
考えれば考えるほど、不安は募るばかり
.
表彰式も終わり、勝利は
これから集まってミーティングなどが
あるらしく、後ほど帰ることになった
聡ちゃんと風磨と並んで帰った
風「勝利、あいつ惜しかったけど
よく頑張ったな〜」
貴「ね！すごかった！」
私と風磨が話している間も
聡ちゃんはずっと黙って歩いているだけ
風「おい、松島どうした？」
聡「…んっ？
なんでもない、なんでもない！」
その後は割と普通に話していたけど
どこかいつもと雰囲気が違った
風「んじゃ俺らこっちだから、
A気をつけろよー
変なやつについていくなよ？笑」
貴「ついていきませんから！！笑」
聡「あはは笑
じゃーねAちゃん〜」
ばいばい。と手を振り返して家に帰った
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少女A - 花さん» ありがとうございます♪亀更新ではありますが、これからも書き続けたいと思います！ (2017年11月29日 7時) (
レス) id: f917f7c677 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 続き楽しみです。 (2017年11月26日 21時) (レス) id: 7b0326607d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：少女A | 作成日時：2017年11月26日 16時
