砂糖くん♯3 ページ3
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放課後。
黒板には、さっきまで受けていた
数学の公式やら何やらがビッシリ書かれている
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さすがに最後くらい消さないと‥…ね笑
ずっと一人で消してくれてた佐藤くんに
なんだかすごく申し訳なくなって
授業が終わってすぐに黒板消しを手に取った
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勝「やっと仕事したね」
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佐藤くん。
少し笑みを浮かべて
もう一つの黒板消しを手に取っては
綺麗に、丁寧にチョークの文字を消していく
貴「佐藤くん！
日誌、書いといたよ 」
勝「そか、ありがと 」
それだけ言うと、また黒板へと目を映した
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勝「進藤さん、
上まで、届いてないよ？笑」
私は背がちっちゃいの！！
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佐藤くんは、背伸びしても上まで届いていない
私を見てクスクスと笑っている
…佐藤くんだって、大きいわけじゃないのにっ
彼は多分…
見た感じは170センチ弱くらいかな？
スラリと細くて、
顔なんてほんとにちっさい
だからかな？ あんまり小さく見えないのは。
まぁ、でも150しかない私にとっては
十分すぎるくらい大きいよね、笑
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勝「上の方は俺が消しとくよ
進藤さん、下の方お願いね」
素直に頷いて、
佐藤君は上、私は下を担当した
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勝「…よし、これくらいでおっけーかな。
んじゃ俺、部活行くわ」
貴「あ、うん！
…頑張ってね、部活」
さんきゅ、と言って軽く手を振り
足早に駆けていった佐藤君
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ほんのちょっとだけ、
胸がﾄｸﾝと音を立てた
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少女A - 花さん» ありがとうございます♪亀更新ではありますが、これからも書き続けたいと思います！ (2017年11月29日 7時) (
レス) id: f917f7c677 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 続き楽しみです。 (2017年11月26日 21時) (レス) id: 7b0326607d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：少女A | 作成日時：2017年11月26日 16時
