#3 ページ4
#はる
優しい笑顔と裏腹に考える暇も与えないこの人に手を引かれ路地を出てすぐの所に止めてあるベンツの前で止まった。
？「さあ、乗って？」
ドアを開けて私に優しく微笑む男の人。
「いや、でも…」
？「大丈夫、変なことをするつもりじゃないし、うちには空き部屋が山のようにあるから。」
急に声をかけてきて、急に変なこといって、急に手を引いて、車がベンツ？
空き部屋が山のようにある？
「いや、そういう事じゃなくて…」
？「君、家ないんでしょ？家出？歳は？高校生くらい？」
1度の質問の数が多い。
「まあ…簡単に言えば家出のややこしいバージョンですね。歳は17です。高校には行ってないです。」
？「働くところ探してる？」
「そうですね。とりあえず働きたいです。」
？「じゃあうちに来て俺専属のメイドにならない？」
専属のメイド？？
俺の…？
あ、車の運転席には運転手さんであろう人が私たちの話を聞いているのか、いないのか無反応のおじさんがいた。
？「あー、その人は俺の専属運転手さん。」
この人金持ちなんだ。
・
・
何故か承諾してしまい、健人と言うこの人の横に座り専属運転手さんが運転する車で揺られること20分ほど。
めっちゃ大きくて、門が自動で開いて
まあ花男の道明寺の家みたいな家の玄関であろう場所に降ろされた。
この扉の先に私のこれからを変える生活が待っているとも知らずに私は大きな扉の中に踏み入れた。
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琴音(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！！ (2018年4月2日 16時) (
レス) id: 75bb232d0f (このIDを非表示/違反報告)
りいな(プロフ) - てい。さんのお話ずっと読ませて貰ってます！面白くてだいすきです！！でも、名前を1回1回打たなくていいように設定していただけたらもっと楽しく読めると思います！ (2018年3月31日 0時) (レス) id: 394fd0de4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てい。 | 作成日時：2017年8月29日 2時
