ミニローズ学園 (ページ2)

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「ここには今五人の子供がいます。

中島健人くん五歳
菊池風磨くん四歳
佐藤勝利くん三歳
松島聡くん二歳
マリウス葉くん二歳

基本的には貴女一人でこの五人を見てもらいます」

『…え！？私の他に先生はいらっしゃらないんですか？』

「私と貴女以外にはいないんですよ。私も毎日ここにいる訳ではありません。前の先生もそうでしたし、五人共凄くいい子で賢いのでそんなに大変ではありませんよ」

『は、はぁ…』

いくらいい子達と言ったからって流石に一人で五人を見るのは大変過ぎる…。

「では早速子供達の所に向かいましょうか」

優しいけど有無を言わせないような声色だ…。私は素直に後ろについていく。

真っ直ぐな廊下を進んでいくと楽しそうに笑う子供達の声が耳に入った。

「はい、皆さん。お遊びを１回やめて先生を見てくれるかな？」

五人「はぁい！！」

「今日は新しい先生が来てくれたので紹介しますね」

『皆、こんにちは。A先生です。沢山わからない事があると思うけど仲良くしてね？』

子供達と目線を合わせるようにしゃがんで挨拶をする。

「皆もA先生にご挨拶してくれる？」