六話。 ページ7
「来ないで」
防御本能が動き、カーテンへ逃げた
薄暗い夜の色 不気味に嗤うカノ
カノ「捕まえた〜♪」
すぐに足を捕らえられ、抱き抱えられる
カノ「...続きしようか」
こうして 私は一睡も眠りにつくことが
出来なかった
モモ「おはようございます!
Aさん!」
朝8時
モモが敬礼の仕草をし、私に問い掛けた
モモ「Aさんは何かお取り込み中で?」
カノの事だ...
横で目を擦っていたマリーちゃんが
「お取り込み中って?」と訊く
A「なんでもないよ、ただちょっと...
_今までと違うだけ。」
前は優しかった筈なのに
モモ「そうですか? 昨日声聴こえてましたよ」
A「えっ!?」
連れられたのはカノの部屋だった
まさか、他の人にまで 聴こえていたなんて
モモ「ラブラブですね」
ラブラブ?
あれがラブラブなの
A「違うよ」
ニヤニヤと笑うモモちゃんに恥ずかしくなり、
大きな声を上げた
マリー「どうしたの?」
マリーちゃんが心配そうにこちらを
見つめている
さっきの事を思い出し、涙が溢れた
モモ「Aさん、ごめんなさい!」
気を察したモモちゃんが、申し訳なさそうに
頭を下げる
A「そこまでしなくていいよ」
モモ「はい...」
モモちゃんの目にも涙が浮かんでいた
A「こちらこそ大声上げて
ごめん」
モモ「私もからかってごめんなさい」
泣かせたくないのに
なんだか憂鬱だ
私の事で皆を困らせてしまうなんて
皆に申し訳ない気になる
俯き加減で自分の部屋に戻った
本を読めば気が楽になるだろうって
でもそれは 大きな間違いだった
トントン_
ノックが響いた
そして
カノ「Aちゃん」
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真ん中さん - ヤンデレすごい書くの上手です! (2017年10月18日 19時) (レス) id: c98b21a52a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫陽炎 - こ、これはすごい……!!文才ありすぎですよ作者さん! (2016年11月13日 22時) (レス) id: 241e025b8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり - カゲプロ大好きカゲプロ厨さん» なんで。てか名前いたいね (2016年11月13日 22時) (レス) id: eb6bd675cb (このIDを非表示/違反報告)
ナズナ(プロフ) - コユさん» 文才など皆無ですよ、、コメントありがとうございます! (2016年7月31日 15時) (レス) id: 31ccddbd6a (このIDを非表示/違反報告)
コユ - ぶ、文才が、羨ましいです... (2016年7月31日 10時) (レス) id: 709004cd4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*藍夢ナズ* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nazuna920/
作成日時:2016年3月9日 19時