文ちゃん ページ44
『あーー〜疲れた。』
八左ヱ門「お疲れ様です」
と、疲れ果てて縁側に寝転んでる俺の元に八左ヱ門がお茶を持って現れた。
『お、お茶持ってきてくれたのか？ありがとな』
八左ヱ門「いえいえ。」
と話していると遠くから爆発音が聞こえた。
うわ。と少し肩が揺れた。だって急にバカでかい音が聞こえると思わんやん。
『何事？……あぁ、そういえば橋を落とすとか何とか言ってたな。それ？』
八左ヱ門「そうですよ。火薬委員が橋を落としたんだと思います」
『ほー。今回委員会単位だと生物委員会は仕事なしかな〜。一応連れてきたけど』
八左ヱ門「まぁ、備えあれば憂いなしと言いますしね」
『……八のそういうとこ好きだわ』
八左ヱ門「え！？そういうとこって何がですか？それから八ってなんですか？」
『はははっ。俺の意見に対して肯定してくれるとこ。八はお前だけ苗字呼びだったからさ、1番の後輩に対して未だ苗字呼びはないだろってハナシ
それから八左ヱ門は長いから八。』
八左ヱ門「っ……あ、ありがとうございます」
『ん？何？照れた？』
八左ヱ門「今は顔見ないでください！」
と顔を背ける八左ヱ門の顔を覗き込んだりしてちょっといじめていれば後ろから頭をガっと殴られた。
『痛ァッ！何すんだよ』
文次郎「何するも何も嫌がってるだろ？」
『えぇ〜後輩との交友を邪魔するなよ。文ちゃんってばお堅いな〜それより文ちゃんって感情あるんだね』
八左ヱ門「ふっ」
文次郎「だから文ちゃんやめろ感情くらいあるわ！！竹谷は笑うな！」
『おっと、八！逃げるぞ』
八左ヱ門「えぇ！？」
文次郎「おい！」
その後文ちゃんから逃げるために村中を走り回った。
いつまで続くのかと絶望的に思った時、全員が前線に集まるよう言われた。
『え？はぁ、はぁ……なんで？』
八左ヱ門「はぁ……さぁ」
文次郎「と、とりあえず行くぞ」
と3人息切れ状態でよろよろと歩き出した。
前線に行くと全員集まっており、遠くのほうに見えるタソガレドキ軍がもうめにーめにー
照星さんが城でも攻める気か〜なんて言ってたけどまじでそう。
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驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます！！楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります！ (2021年2月6日 14時) (
レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
黒 - 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊幸゜ x他1人 | 作成日時：2021年1月25日 0時
