タダ働き？バイト代出る？ ページ42
『そういえば用具委員御一行が見当たらないけど？』
八左ヱ門「それなら、だいぶ後ろにいると思いますよ」
勘右衛門「荷物が重すぎて荷車引くのが大変らしいです」
『あぁ、そういえば忍術学園出る前留さんが盛大なため息ついてたな』
＿＿＿＿＿＿＿＿
留三郎「はぁ〜〜〜」
『どうした留さん。盛大なため息ついて』
留三郎「いや、ちょっとな、荷物が」
『？まぁ、頑張れ。ついでにため息つくと幸せ逃げるよ』
留三郎「あぁ」
＿＿＿＿＿＿＿＿
『あのため息はそういう事だったのか』
八左ヱ門「手伝いに行かれるんですか」
『いや、絶対行かねぇ』
勘右衛門「即答じゃないですか！」
『だって留さんもため息つくほど重いんだろ？俺が言ってもなんにもならんわ』
頑張れよ留さん！用具委員会！
そう心で応援する。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
結局俺が台車を引くのを手伝うことはなく、無事に園田村に到着した。
真面目な話、園田村周辺に敵が警戒線張ってるかと思ったけど面白いくらい何もなかったな。
意外とガバイぞ？それともあれか？日が昇ってる時だったから寝てたんか？
もうそれだな、それしか思いつかんわ
園田村には防御用の陣営具が沢山置かれていた。
あぁ。もう俺は察したぞ
先に園田村に向かったメンバー……雷蔵に聞けばタソガレドキ軍と戦うことになったらしい。
『だろうなァ……だって陣営具っぽいのが置いてあったもん。それで？誰が戦うんだ？』
雷蔵「僕たち忍たまです」
『あ、そう。わかってた、わかってたさ……だって村人一人もいなかったもん！！
それよりさ、これってタダ働き？バイト代とか出るかな？』
そう言うと雷蔵がひっくり返る。
『なんかゴメン。』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
その後、手潟さんに頼み込みバイト代を出して貰えた。やったべ！
その時に冷たい視線が感じたけど気の所為って思っとく。
土井先生には「Aくんまで……」と言われた。
よくわかんなかったけど謝っといた。
さぁ働くぞー！と思ったが寝不足って言うより、寝てないからフラついてしまい、それを見た伊作に寝ろと言われ、二刻ほど寝てくると言い残して布団に入りに行った。
最近ろくに休めてなかったからな……それに昨日走り回ったのがプラスされてこうなったか
あ゛〜布団気持ちいい〜！疲れが飛ぶわー
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驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます！！楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります！ (2021年2月6日 14時) (
レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
黒 - 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊幸゜ x他1人 | 作成日時：2021年1月25日 0時
