俺が来た意味無くね? ページ39
『結局こうなるわけな〜』
仙蔵「ま、仕方の無いことだな」
『なんでこうも面倒なことに関わってくわけ?この学園は!?休み明けなんだけど?ってか俺休みなのに休んだ記憶ないんだけど!?』
仙蔵「まぁ落ち着け」
『お前は落ち着きすぎだろ』
俺たちは学園長のつかいで山田先生たちのいる場所へと向かっていた。
それに今後のことについてが1番……はぁ
そして走り続けて山田先生たちがいるボロ屋に着く。やっと一息付ける
仙蔵「山田先生!」
と入っていく、それに続き俺も入る。
庄左ヱ門「立花先輩」
兵太夫「それに百地先輩」
と、迎えられる。
仙蔵「あ、利吉さんがいる」
と仙蔵が言ったので視線を動かすと利吉さんがいた
『ほんとだ利吉さんだ』
利吉「実はかくかくしかじか!」
「『そうでしたか/なるほど』」
とそれぞれが言うと利吉さんがずっこける。
あれ、聞いた方が良かった?
報告は面倒臭いから仙蔵に任せよ。あれ、それじゃぁ俺が来た意味は?
___________
報告を終え、しばらく寝てるとまた複数人の足音が聞こえて来た。多分土井先生たちだろうからそのまま寝てたら起こされた。解せん。
報告によればオーマガトキ城主と今戦の真っ最中であるタソガレドキの忍組頭が密会していたらしい。
回ってない頭で今までの情報を繋げていくとこの戦の本質が見えてきた。
『あぁ……そういうこと……屑だな…』
と納得して満足したので、また壁にもたれ掛かり寝始めた。
___________
それから誰かに叩かれて目が覚める。目を開けるとあたりは既に暗くなっていた。
みんな制服に着替えてんだけど……俺袴のままでいい?着替えんの面倒臭い。
別にいいじゃん、土井先生と山田先生も袴のままなんだから。
利吉「囲まれてます」
山田「では、打ち合わせ通りに」
利吉「まず、私と立花くんが陽動をしかけ、そのまま喜三太救出チームに合流する」
日向「その隙に私と三治郎、金吾そしてAが忍術学園へ援軍要請に走る。」
あー俺そっち。ま、楽そうだからいいけど。てか戻るなら俺が来た意味本当になくね?泣くぞ!?
山田「他の忍たまは我々と園田村に向かう」
乱太郎か先触れに走り、護衛に伊作が付くそうだ。
どっちも不運委員会やないかーい。
と表情一つ変えずに突っ込んだ。
*
44人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます!!楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります! (2021年2月6日 14時) (レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
黒 - 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:伊幸゜ x他1人 | 作成日時:2021年1月25日 0時