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耳飾り ページ33

今日はいつもより早く起きた。



『…身支度しよ。』


制服を着て、髪を結んで……。そして___



文次郎「A、起きてるか?」


といつもと同様文次郎が呼びに来る。絶対徹夜明けなのに呼びに来てもらって申し訳ないとは思う。でも寝坊癖を治すつもりは無いんですけど。


『起きてるよー。』


と答え障子を開ける。


文次郎「おー珍しい、な………お前、耳」



『そうだよ。よく気づいたねw』


文次郎「…そうか、良かったな」


『うん。さ、食べに行こ』


_________


『おはよー。皆の衆ー』


留三郎「おぉ、今日は早かったな……って」


伊作「どうしたの?留三郎固まって……って」


仙蔵「伊作もどうした……って」


長次「………もそ」


「「「「えぇーーー!!??/もそ。」」」」


『うるさっ』


おばちゃん「6年生!静かにしなさい!!!」



「「「「「「『ごめんなさい!/もそ』」」」」」」



小平太「おぉ、ほんとにつけたんだな!」


『まぁね、昨日つけます宣言みたいのしちゃったからね』



小平太「よかったな!」


『そうだな』



仙蔵「似合ってるぞ、その耳飾り」



『そうだと嬉しい、ありがとう』



_________

竹谷「先輩、その耳飾り似合いますね」


『そうか?』


竹谷「そうですよ!それ、ご両親の形見の耳飾りですよね」


『そうだよ、よく覚えてんね。話したの結構昔だろ?』


竹谷「いや、何故か覚えてるんですよね。綺麗だなーと思って」


『そうか……。まぁ母さんの方は実習の時チャラチャラ鳴るからさすがに外すけど…』


竹谷「左右で違う耳飾りなのに先輩がつけると様になってますよね」


『なに?嬉しいこと言ってくれるじゃん。なんか奢って欲しいの?』


竹谷「いえ!そういう訳では……!」



『ははっわかってる。』


三治郎「先輩方なんの話しをしているんですか?」


虎若「奢るって何をですか?」


そう言いこちらへ来たのは1年生4人。


『まぁな。ところで仕事は片付いたのか?』


一平「はい!」


『ん、お疲れさん。それじゃ、ちょっと休憩しな。』


「「「「はーーい!」」」」


と元気よく返事をし、各々休憩を取り始める。と、そこで1人いないのに気がつく。








*

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驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます!!楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります! (2021年2月6日 14時) (レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
- 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊幸゜ x他1人 | 作成日時:2021年1月25日 0時

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