夕ご飯 ページ25
「『いただきます！』」
と、手を合わせて夕ご飯を食べ始める。運動後のご飯って美味しいよね。あーうまぁ。
俺たち2人の他にも夕ご飯を食べてる生徒は少しいた。夕飯の時間は委員会とかの事情でみんな好きな時間に食べに来る。
金吾「百地先輩はどうしてそんなに剣術がお上手なんですか？」
と、ご飯を食べてる最中に聞かれる。うーん難しいな……
『そう聞かれると難しいけど……まぁ、1番は両親が2人とも忍者だったことかな。物心着いた時から忍者に必要な技術とか身のこなしとか、学園で習うこと既に色々教えてもらってた』
金吾「凄いですね。確かに百地先輩は剣術以外もお得意でしたね」
『あとはアレだな、両親がﾀﾋんだ後引き取ってくれたのが万さんだったからだな』
金吾「どういうことですか？」
先生や文ちゃんたちには今までのことを話した。だけど話したのはその人たちだけ。金吾には話してない。話したら気を使わせるのは目に見えてる。
そしたら申し訳ないからね。まぁでも興味があるなら……
『どういうことって？』
金吾「いえ……、」
と言葉を詰まらせる。これは意地の悪いことをしたな
『ははっごめん金吾。俺の両親が亡くなったって話だろ？』
金吾「……は、い。」
『……知りたい？俺は金吾なら話してもいいと思ってるけど？ただ、覚悟がないまま聞くな。重いから……』
そう話すと金吾は顔を伏せてしばらく黙っていたがやがて顔を上げてまっすぐ俺の目を見る。
『そっか。途中で聞きたくなくなったら言ってな。食べ終わったら移動しよっか。』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『よし、早速話したいとこなんだが……』
金吾「えっと……どうかされましたか？」
『お前の体育委員の委員長様に許可をと思ってさ』
金吾「何でですか？」
『一応って話しよ一応。小平太ー！いるかー？』
と小平太と長次の部屋の前で小平太を呼ぶ。すると珍しく部屋にいた小平太が「おぉ！Aと金吾か！どうした？」と顔を出した。
部屋にいるかは意外と賭けだっんだけど……
今日も夜に1人有り余った体力を消費しに行ってるもんだと……。今日は運がいい
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驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます！！楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります！ (2021年2月6日 14時) (
レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
黒 - 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊幸゜ x他1人 | 作成日時：2021年1月25日 0時
