金吾2 ページ24
そして部屋に入り刀を…まぁ木刀なんだけどを持ち出して、運動場へと行く。
『いつも通り、軽く体動かしてから対人な』
金吾「はい!」
口とかひとつの技を1回1回教えてもいいけど俺の場合ここで性格スキル発動。面倒臭い。それに実践あるのみってな!
それにバイト帰りだから時間が無い
戸部先生とは違うやり方違うっぽいから戸惑われたけどね。
金吾が準備運動してる間俺はそれを眺めてのんびり過ごす。準備運動なんてバイトで動いたから十分だろ。それにいきなり来ても対応できるようになっとかないとって意味でもね。
金吾「百地先輩、準備運動終わりました」
『よし、早速始めるか。打ち込んできな』
と言うと一直線にこちらへと向かってきて木刀をおおきく振りかぶって振り下ろす。それを受け流してそのまま吾の頭に軽く当てる。
金吾「あぁ」
『うん、そうだな。今のはどこがダメだったと思う?』
金吾「えっと……おおきく振りかぶってたところ?」
『そうだな、向かってる間ずっと手を上にあげてると一気に詰め寄られて反応出来ずに…なんてことがあるからな。他にも言っちゃえば____』
___________
『よし、今日はここまでだな』
金吾「はぁ、はぁ、はぁ……ありがとう、ございました」
続けざまに練習してたから息が上がっている金吾を見て予め持ってきていた水を差し出し、呼吸を整えながら飲むように促した。
金吾はそれに従って必死に息を整えて水を飲んでいた。
うわ〜めっちゃ素直。
『だいぶ落ち着いてきたな』
金吾「はい、すいません。お水頂いてしまって」
『いや、気にするな。金吾が飲まなかったら打ち水に使うだけだったから。さて、金吾。』
金吾「なんですか?」
『俺、金吾と一緒にご飯食べたいんだけど』
と金吾が落ち着いてきたのを確認して一緒にご飯を食べに行こうと提案する。すると「喜んで」と誘いに乗ってくれた。
うん。こいつほんと可愛いやつだな〜
*
44人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます!!楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります! (2021年2月6日 14時) (レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
黒 - 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:伊幸゜ x他1人 | 作成日時:2021年1月25日 0時