金吾 ページ23
ふー…なんか夏休みまでまだあるけど何故かもう休みを貰っちゃった。ありがたいけど申し訳ないね。なんかバイトが習慣になっちゃって……
学園に着き門をくぐり、入門表にサインをする。
するとどこからか「百地先ーー輩!!」と呼ばれた。
『この声は……』
と声で誰かがわかってしまい思わず顔を歪めてしまう。
『乱太郎、きり丸、しんベヱ。今日は一体何だ?』
乱太郎「金吾が百地先輩のこと探してて」
きり丸「それで百地先輩はバイトだろうと思って」
しんベヱ「ここで待ってました」
うん、息の合った子達だこと。
おっと。夏休み前までの期間にわかったことはここが忍たま乱太郎の世界だということ。
初めて会った時どこかで見覚えがあったと思い頑張って記憶をたどっていくと昔によく見てたなーってことを思い出した。
そしてこの3人基、1年は組の子達に関わるととてつもなく面倒なのもわかった。
仙蔵なんてしんベヱと喜三太の名前を聞く度に動揺するくらい。仙蔵が焙烙火矢に失敗して黒くなってる時はだいたいしんベヱ、喜三太が関与してる。
ただ悪い子だけではなくてちゃんといい子もいる。
金吾「百地先輩!乱太郎、きり丸、しんベヱも!」
そう、金吾である。1年は組なのかと疑うくらい常識人。
『金吾、どうしたんだ?俺の事探してたらしいけど?』
金吾「えっと剣術の練習に付き合って欲しくて……」
『ん?じゃぁ今日は戸部先生いないのか』
金吾「そうなんです」
『よし、準備するからちょっと待ってろ…あー長屋まで一緒に行くか』
金吾「はい!じゃぁ3人ともまた後でね!」
乱太郎「うん!頑張ってね」
と乱きりしんと別れて6年長屋へと向かう。
『ふぅー』
あの3人を相手にすると気疲れがすごいや
金吾「あ、お疲れですよね。すいません」
『ん、いやいや。ちょっとね』
金吾「?」
不思議そうな顔をするのも無理ないね。金吾は俺が1年は組の子達が嫌いっていうか苦手なのは知らないだろうからね
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驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます!!楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります! (2021年2月6日 14時) (レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
黒 - 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊幸゜ x他1人 | 作成日時:2021年1月25日 0時