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初日 ページ21

食堂に着くと他の6年生のみんなは既に揃ってた。
みんなが俺の存在を確かめると口々におはようと言う。


『んーおはよ。伊作は既にボロボロだけど……』


伊作「あぁ、朝から喜八郎の落とし穴に落ちてね……」



『そりゃ災難だったな……』


と会話をして食べ始める。食べてる間、留さんと文次郎が喧嘩を始めたがみんなは知らん顔で食べる。



あー、昔は止めてたはずなんだけどな……扱いになれたんだ〜……なるほどね。あれか、喧嘩するほど仲がいいってやつか(?)



その後食べ終わった俺達はそれぞれの教室に行く。俺はは組らしいので仙蔵についてく。


不安だなー。俺ちゃんとできるかなー?



そんな心配は虚しく意外と……いや余裕でついていけた。実技の授業は元々運動神経がいいのもあってか、それともこの体がいいのか知らないがいい成績を残せた。


仙蔵「流石だ。腕は落ちてないんだな」


『まぁね。伊達にこの3年間のびのび過ごしてた訳じゃないからね』


文次郎「じゃぁ逆に何してたんだよ」


『さぁ?教えない』


文次郎「はぁ?」


『まぁまだ先生方にも喋ってないからね。文ちゃんたちに話すのはその後だね。』


文次郎「おい、文ちゃんやめろ!」


『大丈夫、大丈夫。先生方に話したら真っ先に文ちゃんたちに話すから』


文次郎「だからその文ちゃんってのやめろ!」


仙蔵「まぁまぁ、そんなに眉間に皺を寄せてると跡が残るぞ文ちゃん」


文次郎「お前らー!!」


『やべ、逃げるぞ仙蔵。』


仙蔵「そうだな」



__今日も平和(?)である。


委員会は小屋を少し掃除して生き物の数を確認して終わり。その後すぐ着替えてバイト先に走る。



店主「おお、A。今日からよろしくな」


『はい!お世話になります』


そうして渡されたエプロン?を着て机を拭いたり、店前をはいたり開店の準備を手伝う。



開店して早々、店はお客さんでいっぱいになる。


こりゃ確かに客引き要らねぇわ。


そう思いながら注文を聞いたり、会計したりと店の中を忙しなく動き回っていた。

やっと客足が引いたのは日が傾き始めた頃。








*

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驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます!!楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります! (2021年2月6日 14時) (レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
- 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊幸゜ x他1人 | 作成日時:2021年1月25日 0時

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