面接帰り ページ18
あの!と声をかけられて後ろを振り向くと2人の女の子がいた。
知ってた。薄々感じてたよ?フラグ回収お疲れ様ってね!!チッ……めんどくせぇな……
女の子1「ねぇ、お兄さん今ひとり?」
女の子2「よかったら私たちとお茶しない?」
逆ナンってこのことを言うのか〜。
『すいません、俺急いでるので』
と断ると
女の子2「えぇ、少しおしゃべりするだけでいいから、ね?」
と袖を引っ張られる。いや、マジでやめて。俺は今すぐ帰りたいの。干したての布団に入りたいの!!そんで福と寝るの!!!(真顔)
『すいません、俺ほんとに急いでるので…』
女の子1「じゃぁ何時なら予定空いてる?」
いや、そう来たか〜〜↑
お前らに割く時間はねぇよ!授業と委員会とバイトと福と散歩で1日は終わりだよ。
心配すんなもしバイトがなかったとしてその時間は福に捧ぐから
『うーん………。俺忙しいんだ、多分予定が空く日はないよ?』
ここでないと思うって言ってみ?絶対「″思う″でしょ?」って言われるで
女の子1「えー?普段何してるの?」
『学校に行って、委員会して……それだけ。』
女の子2「委員会なんてサボっちゃえばいいじゃない」
おいおい気は確かか。
『そう言う言葉は聞きたくなかったな。』
女の子1、2「「え?」」
『どうでもいいかもしれないけど俺、委員長なんだ。だからサボるとかは絶対しない。
俺の気を引きたかったのかもしれないけど俺はそうやって君たちを1番に動くってのは出来ないし、しようとも思わない。
だから誘いには乗らないよ。他を当たって』
と言うと女の子2人はごめんなさいと言い去っていった。
無視すればよかったものを……。なんでこう、めんどくさいのに自分から関わるんだよ。すると今度は「A」と言われたので振り返ると留三郎がいた。
『あれ?留三郎じゃん。なんでここに?』
留三郎「あぁ、用具委員会の用具の修理に出しに言ってたんだ。お前は?」
『俺はバイトの面接。』
留三郎「バイトなんてどうしてまた」
『委員会の予算的に?』
留三郎「あぁ、孫兵か」
と納得した模様。と同時に気の毒になと励まされ、お互いに頑張ろうと言われた。ありがとう留さん。今はその優しさが身にしみるよ。
*
44人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます!!楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります! (2021年2月6日 14時) (レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
黒 - 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:伊幸゜ x他1人 | 作成日時:2021年1月25日 0時