生物委員会 ページ11
竹谷「先輩、委員会の仕事とか覚えてます?」
『いや、全く。』
竹谷「ですよね〜。」
そんな会話を飼育小屋に向かう最中にする。
『そういえば、今委員長は誰なんだ?』
竹谷「俺ですね。委員長代理ではありますが…」
『ほ〜ほんとに頑張ってくれてたんだな。ごめんな、大変だったろ』
竹谷「まぁはい……。去年は誰も入ってくれなくて俺と3年の伊賀崎孫兵の2人で委員会活動してましたから。」
『…………あー。なるほど。』
2人て。事情があったとはいえそんなことになってたとは……。ちょっと申し訳ないな…
『今年はどうだ?』
竹谷「今年は1年生が4人入ってくれました!」
『おぉ!良かったじゃないか』
竹谷「ですが飼育する数が多くて人手が…。それに1年生に有毒な生き物を飼育させる訳には…」
『あぁー。結局人手が足りないと。』
竹谷「そうなんです。でも!百地先輩が帰ってきてくれたので心配はありません!!それに委員長は百地先輩になりますからね」
『マジで!?俺帰ってきて早々委員長!?』
竹谷「そうですよ。先輩が1番上ですから」
委員長か。何するんだろ?俺がいたのは3年途中までだから委員長の仕事はあんま知らないんだよな
『まぁ委員長の件は引き継ぎとか色々あるだろうから後でやろう。あと、情けない話委員長の仕事が分からないんだ。教えてくれ』
と言えば竹谷は「はい!」と快く引き受けてくれた。
良い奴だな〜お前
と話しているうちに飼育小屋に着いた。
そこには水色の服を着た生徒が4人。
なるほどこの子達が生物委員会の子たちか。と思っていたら竹谷が5人に自己紹介するように促した。
まず萌黄色の服を着た子が自己紹介をする
「3年い組、伊賀崎孫兵です。」
簡潔だな。
次に1年生が、
い組から順番に
い組の上ノ島一平、ろ組の初島孫次郎、は組の夢前三治郎、は組の佐武虎若
『俺は朝自己紹介したから知ってると思うけど、6年い組の百地Aだ。元々生物委員会だったから変わらず生物委員会に所属することになった。よろしくな』
と言うと元気よくよろしくお願いします!と返してくれた。元気でいいね〜。
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驟雨(プロフ) - 黒さん» ありがとうございます!!楽しみにしていただいてくださるのはとても嬉しいです。更新頑張ります! (2021年2月6日 14時) (レス) id: 4aca6bcc7f (このIDを非表示/違反報告)
黒 - 続き気になってます。これからも更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2021年2月6日 9時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊幸゜ x他1人 | 作成日時:2021年1月25日 0時