4人で、1つ。2

□小山□ 〈高熱〉 りおさんリク ページ27

手越side


今日は、今度ある音楽番組のダンスの確認！


久しぶりにみんな揃うから楽しみ！最近、俺1人の仕事とかテゴマスとかばっかりで中々みんな一緒ってなかったんだよね。


みんなの仕事っていつも楽しいけど、やっぱり久しぶりだと特別な感じがして嬉しい。


だから今日は珍しくいつもより早く起きて早くマネージャーに来てもらって、いつもより早い時間に送ってもらった。…っていってもみんなもういるかな？


わくわくしながら楽屋のドアを開ける。


手「おっはよー！みんな久しぶり…って…あれ？」


元気よく挨拶をして楽屋を見渡すと…いない、


手「……慶ちゃんだけ？じゃないよね？2人は？あれでも鞄があるー、どうしたのねぇどうしたのっ？」


わからないことがいっぱいあって、唯一楽屋にいた慶ちゃんに全部一気に質問を浴びせる。ついでに走って行って、ソファに座っていた慶ちゃんに飛びついた。


だって、シゲの使い勝手が良さようなリュックも、多分おしゃれなんだろうなっていうまっすーの鞄も置かれたまま、持ち主はどこにもいないんだもん。


小「重いよ手越ぃ〜…」


……あれ？


なんか違和感、いつもなら満更でもなさそうにもうてごちゃんー！おりてー！とか騒ぐのに。


俺の怪訝そうな表情に気付いたのか、慶ちゃんが慌てたようににこっと笑う。


小「シゲちゃんとまっすーはねぇ、前の仕事が押してるって…休憩時間に鞄だけ置いて行っちゃったよ」


手「そーなの？……よかった、喧嘩でもしちゃったのかと思った」


小「しないよぉ、2人とも俺が怒るようなことしないもん、俺が怒られることはたまにあるけどね」


そっかそうだねそうだよね。言いながら俺が笑うと慶ちゃんはへにゃへにゃと笑って続けた。


小「2人ともいなくなっちゃうから寂しかったよぉ俺。てごちゃん一緒に待ってようねー」


手「そうね！待ってよう」


あれ慶ちゃんふわふわしてない？いつものことかな？そう思いながらも久しぶりに会えたことが嬉しくて慶ちゃんの膝の上に座ったままぽふぽふと跳ねる。


小「……てごちゃん今日ご機嫌だね、なんかいいことあった？」


慶ちゃんが俺のお腹の前で手を組みながら言う。俺はむふふ、と笑いながら後ろに体重をかけた。


．


夏休みのくせに更新遅くてごめんなさい(＞_＜)因みに昨日お話を非公開のまま更新したアホは私です(＞_＜)

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