水無月の梅雨と、仮面。 ページ8
十三曲目。
題が決まったの一曲目………
は、はは……センスないな。
なにか単語言ってくださいって先生に言ったら、梅雨と言われたから作ってみた。
自分を隠してまで誰かに合わせた人のお話。
________
消えていく、あの日の思い出が。
雨にうたれて。
喜怒哀楽どの感情だって、
今。藍色になってしまった。
紫陽花を横目に。
槿(あさがお)のプランターを観察して。
「本当は雨が好きなんだ。
君もでしょ?」
なんて…ね。話しかけたりするんだ。
朝日も見えずに。
雨が降り続くこのマチで。
独り。ただ。考えてました。
夕日も見えずに。
「僕の心みたいだ」なんてさ。
昔の僕はなぞった。
六月の初めは憂鬱だ
どうしても、心が沈んでいく。
好きなことも、何もかも全て。
嫌になってしまうから。
「すぐ晴れるよ」
なんて君は笑っていたけど。
「まだ、降るよ」
僕はそう。
心の中を答えてみた。
(二番↓)
浮かんでは消えた、蛙の頭が。
僕の感情みたいで。
喜怒哀楽どのキモチだって。
今。黒く染まってしまった。
紫陽花の葉に乗る
水滴がまるで宝石のようで。
「いいね君は綺麗で。
僕なんて」
…少し。落ち込んでしまった。
朝露が光り。
傘をふらふら振りながら。
独り。ただ。願いました。
夕立の中で。
ずぶ濡れになりながら。
「晴れてよ」なんて。
六月の終わりは憂鬱だ
どうしても、気分が晴れないんだ。
好きなことも、何もかも全て。
忘れたくなってしまう。
「ねぇ、君は…」
なんて君は言葉を濁した。
「うん、なぁに?」
僕はそう。
笑顔で答えてみた。
(ラスサビ↓)
六月はいつも憂鬱だ。
雨がしとしと降り続いてく。
好きなことも、何もかも全て。
捨ててしまいたくなる。
「雨は、好き?」
なんて僕は君に問う。
「…嫌いかな。」
「そうだよね。」
僕はまた。
本音を隠した。
雨の中へ。
梅雨の仮面の中へ。
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SUt_plas_(プロフ) - あんですよ〜さん» Twitterとかにはずっといるんだけど、こっちにはどうきても来る回数が減っちゃってるからね……僕もあんちゃんともっとお話したいと思ってるよ、そうやって思ってくれてありがとね (2022年7月19日 21時) (レス) id: ee81685c94 (このIDを非表示/違反報告)
あんですよ〜 - SUt_plas_さん» おしゃべりできたらいいなとも思うし、私以外の人もいるからその人たちとも仲良くなれて一石二鳥かなって…忙しいのはわかってるんだけど…もっとお喋りしたいし…暇の時だけでいいから来て欲しいなと… (2022年7月10日 20時) (レス) id: a56dab92d3 (このIDを非表示/違反報告)
あんですよ〜 - コメント失礼!忙しいのは重々承知しているんですが一緒におしゃべりできたらなーと思いまして…(謎に敬語なのはお許しを)私達あんまり友達って言える程のことできていないなーと思いまして… (2022年7月10日 20時) (レス) id: a56dab92d3 (このIDを非表示/違反報告)
SUt_plas_(プロフ) - あんですよ〜さん» 了解ー! (2022年7月9日 7時) (レス) id: ee81685c94 (このIDを非表示/違反報告)
あんですよ〜 - 違う垢でごめんね!!しゅう君が作った歌詞はいずれか歌になって…ってしゅう君が本人だから…まあいっか!!大丈夫!気にせんとって! (2022年7月3日 14時) (レス) id: 425228591f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SU+ ‐すと‐ | 作成日時:2020年4月22日 18時