cherryblossom 第３章 (ページ7)

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怖い沈黙ページ7

私がミウさんに勝てるわけなく、
結局合コンに参加することになった。

ドンヘに言った方がいいよね。
言うにしても、どうやって言う？
それともミウさんに言われた通り、黙っておく？

隣で作業をするミウさんの机の上に飾られている、
ドンヘの写真が目に入る。

気が重い……。

そう思いながら、昼休みにメールした。

今日、飲み会に誘われました。
断われきれなくて……。
取りあえず、行きます。

“合コン”という言葉は使いたくなくて、
“飲み会”としてみた。

自分でもわかっている。自分勝手だって。
でも、ドンヘに内緒に行くなんてイヤで、
自分なりに考えてこのメールになった。

ドンヘ、いつこのメール見るかな……。

そんなことを考えていたら、携帯が鳴った。
画面にはドンヘの文字。

「もしもし？」

何か考えたら、出られなくなると思ってすぐに出た。

「A？メール、どういう意味？」

「…………」

「なんで黙っているの？」

電話だから、ドンヘの表情はわからず。
でも、いつもより声が低いような気がする。

「あのね……」

気が重いまま、今朝の出来事をドンヘに話す。

「…………」

「……ドンヘ？」

沈黙が…、怖い。