cherryblossom 第３章 (ページ24)

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２人きりページ24

「全員泊まるのかと思った」

バーベキューが終わって、
ドンヘ、ウニョク、シウォンとそれぞれの彼女以外は帰った。

ドンヘと私は一番奥のロッジに案内されて、
そこへと荷物を移す。

「明日個人の仕事が入っている人がいるから」

そう言いながらベッドに腰を下ろして伸びをするドンヘ。

「疲れた？」

「ううん。Aは？」

「疲れてないよ。またバーベキュー、やりたいな」

「そんなに楽しかったの？」

「うん」

もう一つのベッドに腰を下ろそうとすると、

「……こっち、来て？」

腕を掴まれドンヘの方へ引き寄せられる。

「……どうしたの？」

「……やっと２人きりになった」

足の間にスポッとはまった
私の首のあたりに顔を埋めているからくすぐったい。

身をよじる私。

「ダメ」

「くすぐったい」

「くすぐったくしているの」

「なんで」

「Aがかわいいから」

「っ―、きゃっ」

いきなり視界が変わって、
思わず声をあげる私。