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♡ころんside
重かった足取りも次第に軽くなってきて学校に着く頃には
もうさほど気にはしてなかった。
それが僕の取り柄だったりするのかな。
る「おはようございますっころん先生」
こ「るぅとくんおはよお」
る「最近一緒に来てる女の子は？ 」
こ「あー、今日は別々」
る「そーですか、ま、教室行きましょ」
みんな意外と僕の事見てるんじゃん、
なーんて思いながら踵を潰した靴で歩く
「あっ、あの……！」
見た事ない僕より小柄な女の子
目がクリクリで僕が好きなボブ
こ「ん、なに」
「わっ、私城ヶ崎美羽って言います…名前だけでも覚えててくださいっ」
そう言うと美羽ちゃん？は足早に2階へ走っていった
る「モテモテですねぇころんせんせー」
こ「やめて、そーゆー気分じゃない」
るぅとくんがそんなこと言うから
Aのこともさとみくんのことも思い出しちゃったじゃん
空になったバナナオレのパックを握り潰す
「ちょ、るぅとくーん！！七翔会長が呼んでる！」
クラスのモブがるぅとくんを呼んでそれに答えるるぅとくん
平凡そうな人生で羨ましい
僕は絶賛恋の嵐のなかにいるってのに
もうやめよう考えるの、Aは僕をすきにならない
それだけじゃないか。
扉の前でスーッと深呼吸して教室に入る
上手くいかない事は忘れちゃえばいい
無理に立ち向かう必要なんてないんだよ
なにより、幸せなAを見たいじゃないか。
窓辺の席に座って頬杖をつく。
まだ柔らかな初夏の太陽が僕の肌を刺す
･
続く
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ゆ に ゃ ん(プロフ) - ちゅたさん» わぁ…ありがとうございます😷🎶 更新頑張ります👶🏻 (2021年11月7日 0時) (
レス) id: 9977ee0fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅた - わはぁ！（好きすぎます、、、無理せず更新がんばってくださいｯ (2021年11月6日 23時) (レス) id: f18cc763a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆにゃん | 作成日時：2021年10月21日 15時
