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♡ ころんside



何となく一人で行きたかった朝。

いつもはAと話しながら学校までの道を歩く。

でも今日は何だかAと行く気にはなれなかった

それはAも同じな様で、朝から

今日は一緒に行けない、とLINEが入っていた。


付き合ってたりしないかなあ、

Aが言った言葉が昨日の夜からぐるぐる脳を駆け巡る

さとみくんのこと、好きなんだなあ。

僕の気持ち(初恋)は散っちゃったのかな。

なんだか悔しいよ

僕はAが大好きなのに

Aはさとみくんがすきで

さとみくんはと言うと過去の恋愛を引きづってる。

こんな綺麗な三角関係ある?

ほんっと……嫌になっちゃうよ


さ「あ、ころんじゃん、おは」

こ「おはよ、」

さ「いつにも増して髪の毛も服もぐちゃぐちゃだな」

こ「うるさいうるさい」

さ「にしても今日はAちゃんと来てないんだ? 」

こ「あーうん、まぁ、別々かな今日は」

さ「そっか」


再び沈黙が流れる


さ「俺の話なんだけどさ、」

さ「Aちゃんって、彩颯に似てると思うんだよね」

こ「うん、わからなくもない」

さ「もうこの際さ、Aちゃんでもいいんじゃねぇかって思っちゃってんだよな」


……は?

僕の中の何かが音を立てて崩れたのが聞こえた


こ「……なんで」

こ「Aはあんなにさとみくんが好きなのに、その気持ちと彩颯先輩に似てるって言うのを利用して好きでも無いのに付き合うってこと? 」

こ「ありえない、妥協で付き合われたAの身にもなれば、」

さ「…俺って最低だな、ごめん」


あぁ、そうだよ。

さとみくんは最低だ、クズだ、

Aの恋心を無下にしようとしたクズだ


こ「……僕の方がカッコイイのになあ」


ポソッと出てしまった言葉。


さ「…は」

こ「なんでAはさとみくんなんか好きなんだろ」

さ「…知らねぇよ、」

こ「ん、まぁいいや、暫く話しかけてこないで、じゃ」


氷のように冷たい言葉を放って早足で駅へと向かった


▽→←▽*回想*



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ゆ に ゃ ん(プロフ) - ちゅたさん» わぁ…ありがとうございます😷🎶 更新頑張ります👶🏻 (2021年11月7日 0時) (レス) id: 9977ee0fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅた - わはぁ!(好きすぎます、、、無理せず更新がんばってくださいッ (2021年11月6日 23時) (レス) id: f18cc763a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆにゃん | 作成日時:2021年10月21日 15時

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