CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ8)

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次の日の夜…。

ハリーは罰則としてロックハートのサイン書きをしていた。

「こんな良い罰則は無いでしょう私宛のファンレターに返事を書く手伝いが出来るんですから」

ロックハートが笑顔でハリーに言う。

『その通りだなロックハート、貴様の嘘に付き合わされるとは可哀相な奴だ』

ロックハート「おー！Mr.コックス、こんな夜遅くにどうしたのかな？」

『俺は学校を見回っていただけだ、そしたら貴様の一人言が聞こえてな。まあ、一人言ではなかったようだが』

ハリー「（名前）さん」

『ほう俺をファーストネームで呼ぶとは大した度胸だな』

ハリー「ミ、Mr.コックス」

『それで良い』

怯えたハリーは（名前）の目が一瞬赤くなったのを見逃さなかった。

『で、何をしている？』

ロックハート「罰則ですよ、私のファンレターの返事を…」

『そうか、なら早く帰してやることだ』

言った（名前）はロックハートの部屋から消え、その下には黒い羽根が落ちていた。ロックハートの部屋から消えた（名前）は大広間に居たスネイプの後ろへと戻った。

スネイプ「何処に行っていた」

『学校の見回り…嫌な予感がしてたから…』

そこまで言うと（名前）はパッと大広間の入口の方を見た。

スネイプ「どうした」

スネイプが聞いたところで食事の時間は終わったようで寮監につられ生徒達が部屋から出ていく。