CHAMBER OF SECRETS【Harry Potter・男主】 (ページ12)

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act.10 ページ12

ハーマイオニー「マートルは（名前）さんの事知ってるの？」

マートル「ええ、まだ私が生きてた時に（名前）の授業を受けた事が有るわ」

ハリー「え、Mr.コックスって授業してたの？」

マートル「ええ、してたわよ」

ハリー「何の？」

マートル「魔法薬学よ」

ロン「やっぱり、ずっとスネイプにくっついてるから魔法薬学の教師なんてしてたんだよ」

そこまで話してハーマイオニーがポリジュース薬を作り始める。あとの二人はそれを見ていてマートルは気づけばトイレの中へと戻っていた。

数日後…。

大広間には大勢の生徒が長方形のステージを囲んでいた。そのステージにロックハートが上がっていく。

ロックハート「集まって、皆さん集まって。私がよーく見えますか？声はよーく聞こえますか？」

ロックハートは一度端から端まで歩き振り返って中程で止まった。

ロックハート「最近何かと物騒なことが続いているので校長に許しを得て決闘クラブを開くことにしました、万一に備え自分の身を守れるように皆さんを鍛えます」

杖で生徒を指しながらロックハートは言う。そして自分の着ているマントを生徒へと投げ、受け取った生徒は嬉しそうにしていた。