【ハイキュー!!】天ノ弱《月島蛍》

天ノ弱9 ページ9

キーンコーンカーンコーン....




時間はあっという間に過ぎていまい、



気づけばもうお昼の時間だった。


「モカー！一緒にお弁当食べよー!」


「うん!分かった！.....あ、」


友達から呼ばれ、


弁当を持って行こうとしたけど



「弁当持ってくるの忘れた....」



朝、ボーッとしてたから置いてきてしまったらしい。



「ごめーん！弁当忘れたから買ってくる！先食べてて良いよー!」


「アハハハッwモカのドジーw分かったー!w早く戻ってきてねーw」



「はぁーいw」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


急いでいるのにこの状況は無いよ...




教室から出て、


購買に行き、


パン買って、


急いで帰ろうとしてたら、



目の前に繰り広げられているもの....




それは、



「つ.....月島くんっ！ずっと好きでしたっ！////」



告白している女子。


それに加えて、


告白されているのが元カレとなれば気にならない方がおかしい←


それに、


この道通った方が近道なのだから仕方ない←←



「..........それで?」



...は?



「えっ...?」


告白した女の子も驚いている。



そんなことを気にもしないで

冷たい目で女の子を見下ろす彼。


「それでどうしたいの?キミは?」


「......っ///付き合って下さいっ!」


「.....無理。」


「っ!!!!」


うっわー....

言わせておいて一言できるとか....


女の子泣いちゃってんじゃん...


「な、んで?今彼女いないじゃんっ!」


....ｯ


彼女いないじゃん.....かぁ..



「...別に彼女いないからってキミと付き合う理由はないデショ?」


それに...


と続ける彼の言葉を聞かなければ良かったと思うのはこの後すぐ。
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔
⻔

「僕、まだ彼女が好きだから。」






⻔


⻔








⻔




⻔
⻔


⻔

そんなこと言わないでよ。

君から振ったくせに。


私の中にあるぶら下がった感情が綺麗なのか汚いのか私には分からないの。


だから、そんなこと言わないで。


君への感情を捨てることが出来なくなってしまうから。

天ノ弱10→←天ノ弱8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す