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side yuya
｢じゃあ、行こっか。｣
今日はついに精密検査の日。
正直俺は、この日が来て欲しくなかった。
そりゃ、デートできるのは楽しみだけどね？
｢うん…｣
病院に行くって言うのに綺麗な服を来てくる伊野尾くん。
そして、頭には、あの日渡したプリザーブドフラワーの青薔薇で作られた花かんむり。
｢枯れても絶対飾って置こう、そう考えてたんだけど、枯れなくってさ。つい最近気づいたの、プリザーブドフラワーだ！って｣
｢俺たちの愛が、枯れませんように。｣
｢え？｣
｢俺たちの愛が、枯れませんように。って意味を込めたんだ。｣
エンジンをかけて、車を走らせる。
30分くらいで着く病院へのルートから少し外れた道を行く。
検査の時間まではあと2時間ある、集合時間を早くしてあったからだ。
｢どこ、行くの？｣
｢朝ごはん食べてないでしょ？｣
｢ま、まあね。病院で貰ったビタミン剤だけ…｣
｢久しぶりに、美味しいご飯。食べたくない？｣
分かってる。
彼の顔が曇ったのも、
伊野尾くんが食べ物を口に入れられないことも、
わかった上で、行くんだ。
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syuri(プロフ) - かのさん» めっちゃ嬉しいです！ありがとうございます。更新頑張りますね！ (2018年8月3日 21時) (
レス) id: 6144f4462e (このIDを非表示/違反報告)
かの - 続きすっっっごく気になります！！ 読んでてドキドキします！更新頑張ってください！応援してます！！ (2018年7月28日 7時) (レス) id: 9c84d691f0 (このIDを非表示/違反報告)
syuri(プロフ) - きなこさん» いやもうね、瑛治くんしか出てこんかったwww丁度いいかなーと思ってwww (2018年6月9日 18時) (レス) id: 6144f4462e (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - ちょまwwwwww 誰かと思ったら瑛治くんwwwwwwwww (2018年6月9日 18時) (レス) id: 32cee10fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅり | 作成日時：2018年5月2日 19時
