【文スト】何でも屋始めてみました

受取人がやってきた ページ8

さて…待ってたら来るんだよね？





「太宰ぃぃぃぃ！貴様というやつは俺のメガネと手帳をどこにっ！？」





…あれが国なんたらさんだね、うん





ものすんごく怒ってる





って早すぎない！？太宰さんがどこか行ってからまだ１０分もたってないのに…





「おい、こいつを見なかったか？」





国なんたらさんはクルッとこっちを向いて話しかけてきた





『それ…太宰さんですか？』





「知っているのか！？」





『何しろさっき依頼を受けましたから…おそらく貴方への預かり物が』





「預かり物？太宰からのか？莫迦な、太宰が俺に渡すものなど…」





私は奥からさっきのメガネと理想と書かれた手帳を持ってきた





違ったらどうしよ…まあいっか





『どうぞ、預かり物です』





しばらく静寂がおとずれた





心配になって私があってますよね、と口を開こうとした瞬間





「太宰ぃぃぃぃ！貴様なんてことをっ！」





国なんたらさんはまた怒りだした

「国なんたらさん」からの依頼→←「太宰」さんからの依頼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す