【文スト】何でも屋始めてみました

おはよう……っ！？ ページ3

「ふわぁ、あーよく寝た……」


さて、そろそろさっきのポイント貯めゲームも正常にダウンロードされてるかな……って！


「ここどこだよ！？」


私の目の前に広がっているのは、見たことのない町

都会か田舎かといわれれば田舎かな、というような実に甲乙つけがたい処にすんでいた私からすれば、これは嬉しいことである。

だって……


「都会じゃん、此処……」


これは困った、実に困った

都会にこれたのは確かに嬉しいことだけど、此処が何処か全く判らない。

これから何処に住んで、どうやって生きるのか……学校は何処にあるのか……


どうしようかと悩んでいた時、私はポケットになにかが入っていることに気がついた。

よく見てみると、ビスケットが1つと100円玉が１つ入っている。

ビスケット１つじゃなぁ、と思いつつ、私はポケットに手を伸ばす

ってあれ？ビスケット？

ひょっとして、魔法のポケットみたいに2つになったりして……

よし、やったもんがちだ！

と言って私はポケットに伸ばしかけた手を構え、思いっきり叩く。


ベシッ


「いってぇ……さて、ビスケットは……」


私は恐る恐る叩いたポケットの中を覗いてみる。

そこには、粉々に割れたビスケットと100円玉が入っているのであった

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