ひきこもり少女とトラウマ少年ズ【イナGO】 (ページ8)

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・6話@アウェイ神童ページ8

A「き、君たち！！怖い顔をするのはやめてくれ！！」

とうとう泣きながら言ってきた。

神童「俺たちは執事をしにきたのではありません。」

A「えっ？お母様から優しくてかっこいい執事が来るって・・・」

神童「違います。俺たちはあなたのお母様たちが旅行の間、あなたの面倒を見ろと言われてきたのです。」

A「じゃ、じゃあ、料理とか洗濯物とか、そういうお世話をしにきた人じゃ・・・」

神童「ありません。あくまでも、手助けです。」

俺が言うなり「うぅ・・・」とうなって部屋のぬいぐるみコーナー(今名付けた)へと入っていった。

霧野「あーあ、神童が泣かせた」

倉間「可哀想」

冷たい目で見てくるさっきまで仲間だった人たち。

アウェイだ・・・

俺は機嫌をなおすためにぬいぐるみコーナーへと向かう俺。

A「もうわかったよ。だからもうなにもいわなでくれ・・・」

震える声でぬいぐるみコーナーの中から聞こえる。

神童「だから俺と友達になってくれ」

この瞬間、俺は自分でなにを言っているのかわからなかった。