・4話@情報あつめ ページ6
A「だ、誰だ・・・君たち。」
少女は小さく震えた声で俺たちに言った。
姿は・・・残念ながら見えなかった。
部屋はカーテンが閉められているし(まぁ、6時だからもあるけど)
多分だが、ぬいぐるみの中だと思うし。
とにかく名を名乗らなければと思い
神童「神童財閥の息子の神童拓人です。」
と、短く挨拶。
すると隅っこの方のぬいぐるみがいきなり盛り上がり、中から小さな少女、神無月Aがでてきた。
A「な、なんだ。君か。全く・・・早く名を名乗って欲しいものだよ」
なんとも上から目線なセリフ。
たしか同じ中学1年生だったような気がする。
でもよく見ると涙目だった。
神童「えっと、霧野が怖がらせてしまい、申し訳ございませんでした。」
A「霧野・・・？誰だ？そいつは」
神童「俺一人じゃ不安だったので、連れを2人ほど連れてきました。」
A「なっ・・・！？そ、そんなことは早く言え！！情報集め大変なんだからな！！」
そういうとパソコンを開き名前を聞いてきた。
霧野「さっき神童が言ったとおり、霧野蘭丸だ。」
倉間「く、倉間典人です。」
霧野はお嬢様など関係なくタメ口で。倉間は緊張したように言った。
A「ふむ・・・雷門中学校1年3組霧野蘭丸。サッカー部。同じく雷門中学校1年4組倉間典人。サッカー部。か・・・」
個人情報を見つけたようで読み上げていった。
ネットワーク、すげーよ。
するとパソコンを閉じ、椅子から降りてこちらへときた。
A「さっきはすまなかった。知っておると思うが、僕は神無月A。君たちと同じ中学校1年生さ。」
と自己紹介をしてくれた。
って、
神・霧・倉「「「僕っ娘ぉぉ！！？」」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：楠シュレ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2012年12月26日 17時
