10『恋人』× Shogo.I ページ10
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翔吾「ただいま〜！」
「翔吾くんおかえりなさい！」
今日は翔吾くんが仕事終わりにそのまま私の家に泊まりに来るということで、帰ってきた彼の元へ駆け寄ると、「かわいいかわいい」なんて言って抱き締めてくれた。
「ご飯できてるけどどうする？」
翔吾「冷めるの嫌だから食べる！」
翔吾くんはよく、自分のことを柴犬に似てると言う。それを聞くようになってから、たまにほんとに柴犬にしか見えない時があって。笑
ご飯と聞いて犬のようにキラキラした目でキッチンへ走り出した翔吾くんの後を追うと、とても楽しそうにお鍋の蓋を開けていた。
翔吾「えっ、カレー！？」
「この前会った時、食べたいなって言ってたよね？」
翔吾「あんな前のこと、覚えててくれとったん！？」
「もちろんです」
翔吾「……あかん、好き」
きゅっと優しく抱き締められ、「私も好き」と言って翔吾くんの背中に手を回す。
翔吾「今日汗かいたから、俺臭いかも」
「ううん、翔吾くんの匂い…」
肩に顔を埋めると、私のことを抱き締めている翔吾くんの腕に力が入ったのがわかった。
「翔吾くん……？」
どうしたのだろうと思って彼から離れて顔を見詰めると、片手で目を覆い「ダメやって俺」と、何やら1人でブツブツと呟いていた。
「ねえ、何がダメなの？」
翔吾「っ、A」
「、しょっ、」
彼の手を掴んで顔から離すと、覗いた翔吾くんの顔は赤く染まってて、少しだけ強引に抱き寄せられたことに驚いた時には、もう視界は翔吾くんでいっぱいだった
翔吾「久しぶりに会ったから、俺…我慢とかそういうの、」
「ちょ、ちょちょっと待って！ご飯は？」
唇が離れて、艶っぽい顔で見詰めてきた翔吾くんに慌ててお鍋を指差して「冷めちゃうよ？」と付け加えた。
翔吾「…またあっためたらええやん」
そのまま抱き抱えられ、リビングのソファーにゆっくり下ろされて、キスをされる。
「ん、翔吾、くん……っ」
翔吾「A、」
甘い声で名前を呼びながら、その手は太股を這う
「っ、あ、待って、」
翔吾「待たない」
私の彼氏はファンのみんなが想像しているような 岩谷翔吾 そのままで。可愛い可愛い柴犬
だけど私だけが知ってる 岩谷翔吾 は
大人びた表情の かっこいいかっこいい狼くん
翔吾「…あかん今日、ほんと止まらんかも」
「んっ、止めないで」
翔吾「知らんで」
柴犬も狼も 大好き。
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青 - 続けてのコメントですみません...。 真っ黒な瞳に吸い込まれそうになって思わず見惚れてしまった。 これ名が抜けてませんか？ 正しくはさっきの悪戯な笑みとはではないんでしょうか？ (2019年10月21日 23時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
青 - こんばんは(*^^*) 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 13「ヘアメイク」×Kazuma.Kのここの部分 さっきの悪戯笑みとは違って優しく微笑んだ壱馬くんの顔が、綺麗で。 (2019年10月21日 23時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
青 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 この作品ってメンバーさんとの色んなお話があるので短編の作品ってことなんですかね？ (2019年10月21日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茂結田(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます(T ^ T)更新は不定期ですがこれからも読み続けて頂けると嬉しいです！(^^) (2017年11月25日 22時) (レス) id: 9d38b03f33 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - LDHグループ大好きです更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますこの小説最高です (2017年11月24日 14時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茂結田 | 作成日時：2017年8月21日 1時
