もう一度君を 2 ―YoonGi―

さとうろくじゅうさんはい ページ14

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YG side









……1週間が経った。






結局あいつから連絡が来ることはなかった






せっかくカトクのIDも電話番号も書いたっていうのに…









「…ユンギヒョン最近凄いイラついてない…？」




「それ思った…何もしてなくても雰囲気がやばい…」




「作曲上手く行ってないのかな…」





ダンスの練習中、マンネラインが(一応)声を小さくして俺の話をしているのが聞こえた







「…だー…もう…！」






あー。ムカつく。



ここまで来るとガチでムカつく。





あいつは何なんだよ。ほんと







なんでそんなに俺を避けるんだよ












「ジミナ」




「は、はい！」




「今日ってEXO先輩と共演するよなぁ？」




「ぱ、パクジミンはそう記憶しています！…はい」









イラついてる俺に怯えて、ジミンは珍しく敬語だった









「…わり。ビビらすつもりはないんだよ」




「いやっ！ビビってないっす！全然平気っす！」







…そうか。←






「ちょっと出てきます」






頭を冷やすためなのか少しサボりたいがためなのか(←)


俺はそうナムジュナとソンドゥクヒョンに伝えて

練習室を静かに出た









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