幸せな夢 ページ9
Aside
やってしまった
いくら疲れてたからって冷えた体のまま、しかも下着姿で布団も被らずに寝て見事に風邪を引くなんて
取り合えず岡崎さんに連絡しなきゃ
案の定、休んでくださいって言われました
千さん、百さん、不甲斐ないマネージャーでごめんなさい
部屋を暖かくしてお気に入りのモコモコのフードパーカーに短めのショーパンを着てしっかり布団を被った
枕代わりに最近お気に入りの百さん抱き枕縫いぐるみ(着せ替え可)を抱きしめて寝ていると
何度模チャイムを鳴らす訪問客
居留守を使うが帰ろうとしない
仕方なく重たい体を起こしてフラフラな状態で玄関に向かう
『は、はーい。ちょっと…待っててください』
玄関を開けると百さんがいた
『ど、ちらさま…も、百さ…ゲホゲホッ』
岡崎さんに私のことを聞いて来てくれたらしい
ありがたいけど百さんに風邪を移しちゃいけない
そう思っていると徐々に視界が暗くなる
百「ちょっ！」
気づいたときには百さんに抱きしめてられていた
部屋に、しかもベットに運ぶといった百さんは軽々と私をお姫様抱っこした
突然の浮遊感に私は百さんに抱きついてしまった
あ…百さんって意外と筋肉あるんだそれになんかいいニオイする。これって香水なのかな？
私は無意識にさっきよりも百さんに抱きついた
そうだ、今度百さんにこの香水の銘柄教えてもらって買ってこよう。そしてベットにいる百さん縫いぐるみに吹きかけよう
ベットに運ばれた私は手探りでお気に入りの百さん縫いぐるみをぎゅっと抱きしめた
頭を撫でている百さんの手がとても優しい
そしてその手が頬に滑る
あ、気持ちいいな
『んっ………』
百さんが近づく気配がして
唇に何かが当たった気がした
百「ごめんね、好きだよ」
そっか。
なんだ、
胸の鼓動の正体
私、百さんが好きになったんだ
あれって百さんを好きになったっていう合図なんだ
けど、きっとこの恋は叶わない
だって彼はアイドルで
私はマネージャーだから
だからもし此れが夢なら覚めないで
覚めてしまったら
この幸せが終わってしまうから
どうか、もう少しだけ
もう少しだけ
幸せを感じさせて
百「うわっ！こ、焦げた!?」
キッチンの方から何やら焦げた匂いと百さんの慌てた声がした
『ん？んううぅぅぅう…？』
百「あ、起きた？おはよ」
まだ夢見てるのかな？
だって百さんが私の部屋にいるんたもん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めんへらおたくちゃん - なんかオリキャラと旧リヴァが彼女とイチャイチャしはじめてからハートすくなくなってんのうける (10月5日 19時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
珠音(プロフ) - 湊さん» 頑張るo(･ω･´o)作品速度を上げるため、百日和熟読だ…（笑） (2017年11月13日 22時) (レス) id: 6a620ce9c5 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 珠音さん» うちのももちゃんこそがエセです（震え声） 大丈夫大丈夫！しっかり百くんになってますぞ！ふぁいてぃん！ (2017年11月13日 21時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
珠音(プロフ) - 湊さん» あわわわわわッ(；´∀｀)湊のようにかけないです笑エセ百くんだ…（笑） (2017年11月13日 21時) (レス) id: 6a620ce9c5 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - さっそく読ませてもらしました(*´ω｀)更新頑張ってねぃ(*'▽') (2017年11月13日 21時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珠音 | 作成日時：2017年11月13日 21時
