猫になりたい【相澤消太】 (ページ2)

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.(相澤side)

『消太っ！』

パタパタと尻尾を振りながらやってくる幼馴染み

犬上(ｲﾇｶﾞﾐ)A

栗色の耳、栗色の髪、栗色の目、栗色の尻尾。

相澤「何？」

『なんもない！』

幼馴染みで隣人で同僚のA。

ちなみにC組の担任。

最近は家泊まる日も増えた。

相澤「はぁ…」

『早く行こ！』

犬だし、こいつに首輪とリードを付けたい。

危なっかしい。

相澤「はいはい。」

コスチュームに着替え、家を出る。

わざわざ毎朝俺の家に来て俺の睡眠を邪魔する。

毎晩一緒に帰らされてるから途中で寝ることすら出来ない。

１つあくびをし、Aの背中を追う。

家から職場まで約15分。

信号にさえ引っ掛からなければ約10分。

隣で嬉しそうに昨日C組であったことを話す。

普通科の担任のため、5,6時間目はいつも忙しそうにしている。

たまに授業が入っていない時はヒーロー基礎学にも参加してくれる。(←ほんとは出来るだけ長く消太といたいだけ！byA

笑顔良しのこいつは俺よりいくらかは先生に向いてるだろう。