ド「七十三話目です。」 ページ31
少女は施設を出る。
?「本当に佳かったんですか?」
綾「心残りは………あるけどね。」
少女は肩を竦めた。
?「其処まで貴方が名残惜しそうにするなんて珍しいです。」
綾「煩いな君も、で?どうなの姫咲さんの妹さん。」
?「闇市に高値で売られてましたよ、異能のお陰か無傷でしたが。」
綾「今回も本当に有難ね、ドス君。」
ド「いえ、何時ものことですから。」
綾「康君の記憶を改竄させ私があの娘を殺したと思わせた。」
ド「そして綾乃さんに触れる事で記憶が戻った。」
完璧な復讐劇です。と男が云った。
綾「有難う、はいこれ報酬ね。」
と少女が差し出したのは一枚の書類。
綾「全く……君ならこれくらい朝飯前だろう?」
書類には『願イヲ叶エル白紙ノ本ニ就イテ』と書かれている。
ド「態々異能特務科にハッキングするなど無謀でしょう。」
綾「まあ確かに種田さんの部屋に入ったりとかしなきゃいけないしね。」
ド「その点貴方は彼に貸しを作っていたのでしょう?」
綾「うん……と、迎えが来たみたいだ。」
ド「そうですか、ではまた。」
綾「嗚呼、また会おう。」
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butterfly - 一万hit………?あざああああああすッ!!! (2018年12月15日 22時) (レス) id: 78aac5f523 (このIDを非表示/違反報告)
櫻夢 - 完結、此処まで付き合ってくださった皆様、本当に有難うございました。 (2018年11月4日 18時) (レス) id: a7ea16ccfe (このIDを非表示/違反報告)
パステル - 明日は晴れますか?→私の思いは晴れますか。日が沈みますよ。→さようなら、また会う日まで。 (2018年10月28日 14時) (レス) id: a7ea16ccfe (このIDを非表示/違反報告)
パステル - 中原中也の命日、あと一時間で終わる。← (2018年10月22日 23時) (レス) id: eeb37e86ec (このIDを非表示/違反報告)
パステル - 乱歩さん誕生日おめでとおおおおおおお!!!三期も名探偵としてがんばってくださああああああああい!!!! (2018年10月21日 22時) (レス) id: eeb37e86ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻夢 | 作成日時:2018年8月17日 0時