検索窓
今日:4 hit、昨日:9 hit、合計:25,674 hit

綾「七十話目だよ。」 ページ28

綾乃saido



暖かい。


とても。


私の隣には色んな人が居る。


ポートマフィアが居て、
探偵社が居て、

…………少しの間だったけど排球部が居る。

ねえ織田作。

私は今、寂しくないよ。

綾「翔陽、ありがとね。」

日「急にどうしたんだよ。」

綾「え〜?何?照れてるの?」

そう云うと君は顔を逸らしてしまうから
此方まで恥ずかしくなってしまう。

綾「………首領、失礼します。」

エ「綾乃!!心配したのよ!?」

綾「ごめんねエリス。」

首「………お帰り綾乃ちゃん。」

綾「只今、森さん。」

首「日向君も、よく連れ戻してきたね。」

日「はい。」

嗚呼、この暖かい空間が私にとって優しすぎるから。

エ「どうしたの?」

綾「いえ、只………。」

裏社会が血と暴力の世界でも。

私はポートマフィアが居場所だ。

綾「皆、優しいなって。」

そう云うと三人は私に抱き付いてくるから余計に泣いてしまったよ。



















綾「………久し振りですね、姫咲さん。」

姫「太宰……さん………。」

彼女の顔には絶望していた。

姫「お願いしますッ………!妹だけは殺さないでくださいッ……。」

綾「………姫咲柚夏、聞き給え。」

姫「お願い………妹だけは………。」

綾「マフィアに来ないかい?」

姫「えっ………?」

綾「君は私の復讐に手伝って貰った訳だしね。」

姫「復讐に………?」

綾「もし断るなら君の両親は此方で手厚く葬り、君と妹が困らないだけの金子も与える。
  ………どうだい?」

姫咲柚夏は直ぐに決断したのだろう。

姫「入ります、私が家族を守れるならッ!」

綾「………判った、だが私は君を甘やかす心算は無いよ。」

姫「私は妹の為なら世界を焼く。」






却説、此処まではhappyendだ。

芥「七十一話目らしいぞ。」→←お知らせ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

butterfly - 一万hit………?あざああああああすッ!!! (2018年12月15日 22時) (レス) id: 78aac5f523 (このIDを非表示/違反報告)
櫻夢 - 完結、此処まで付き合ってくださった皆様、本当に有難うございました。 (2018年11月4日 18時) (レス) id: a7ea16ccfe (このIDを非表示/違反報告)
パステル - 明日は晴れますか?→私の思いは晴れますか。日が沈みますよ。→さようなら、また会う日まで。 (2018年10月28日 14時) (レス) id: a7ea16ccfe (このIDを非表示/違反報告)
パステル - 中原中也の命日、あと一時間で終わる。← (2018年10月22日 23時) (レス) id: eeb37e86ec (このIDを非表示/違反報告)
パステル - 乱歩さん誕生日おめでとおおおおおおお!!!三期も名探偵としてがんばってくださああああああああい!!!! (2018年10月21日 22時) (レス) id: eeb37e86ec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:櫻夢 | 作成日時:2018年8月17日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。