森「六十一話目だよ。」 ページ18
綾「絶対的な勝利………否、完全な勝利はこの
稀に見せる彼女の底知れない思考の鋭さ。
そして齢10にして幹部に昇格する程の才能や異能力、身体能力、頭脳。
黒く塗り潰された世界で平然と生きる少女は矢張り色々な意味で死神なのだ。
綾「正直な処、少しでも読みが外れていたり準備の忘れがあった場合私は死ぬ。
でもこれは只の私の復讐のようなもの、三組織を巻き込んだ……ね。」
綾乃の目は湖の底のように静かだ、それでも綾乃の目は妙に澄んでいる。
まるで今まであった悩みが解決した時のように。
首「綾乃ちゃん、私は君に反対する気は無いよ、だけどね君が居なくなるとマフィアは
大変な事になるだろう。」
そして森は云った。
ポートマフィアの為にも、排球部の為にも必ず生きて帰ってきなさい。
その表情は娘を見守る父親のようだった。
綾「ええ、勿論。今は死なない事に決めた。」
あと10分で0時だ。
死神は嗤うだろう。
死神は無慈悲にも冷酷で美しい微笑みを向けるのだ。
それがどんな終わり方でも。
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butterfly - 一万hit………?あざああああああすッ!!! (2018年12月15日 22時) (レス) id: 78aac5f523 (このIDを非表示/違反報告)
櫻夢 - 完結、此処まで付き合ってくださった皆様、本当に有難うございました。 (2018年11月4日 18時) (レス) id: a7ea16ccfe (このIDを非表示/違反報告)
パステル - 明日は晴れますか?→私の思いは晴れますか。日が沈みますよ。→さようなら、また会う日まで。 (2018年10月28日 14時) (レス) id: a7ea16ccfe (このIDを非表示/違反報告)
パステル - 中原中也の命日、あと一時間で終わる。← (2018年10月22日 23時) (レス) id: eeb37e86ec (このIDを非表示/違反報告)
パステル - 乱歩さん誕生日おめでとおおおおおおお!!!三期も名探偵としてがんばってくださああああああああい!!!! (2018年10月21日 22時) (レス) id: eeb37e86ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻夢 | 作成日時:2018年8月17日 0時