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まっすぐ一本道を進み続け、あの場所についた頃である。ゲパルトがいない。どこへ行った?
ガイウス「ヴォル、ゲパルトがいない。探しに行かないか?」
ヴォル「言ったはずだ。俺は、俺個人で脱出するってな。どうでもいい。」
ロックス「だが、俺達は仲間だ。少しでいい。時間をくれないか?」
ヴォル「チッ…早くしろ」
リノ「いつからいなかったんだ?」
俺達は来た道を引き返した。だが、どこにも姿がない。おかしい。ん?なんだ、この血の痕は?人間のすみかへ続いているだと?まさか!その嫌な考えを隅に俺は急いで駆け出した。
ロックス「おい?どうした!?まて!」
リノも遅れて走り出した。
走り出してすぐだった。
ズル...ズル...ズル
人間によって引きずられていたのは、変わり果てた姿のゲパルトだった。
人間「こいつらめ…脱出しやがって。ったく、リーダーに知られたらどうなると思ってやがる。」
人間は、住処へ入っていった。
ロックス「そんな…あのゲパルトが…」
ガイスト「俺も信じられねえ。」
遅れてリノがついた。
リノ「おい、まさかこれ違うよな?この血がゲパルトってことは無いよな?」
ロックス「俺だって信じられないんだ。リノ、もうどうしようもない。俺たちにできることは、ゲパルトの遺志を受け継ぎ、逃げ切ることだ。もう、脱走がバレたに違いない。急ぐぞ。」
俺達は、暗い面影でヴォルのもとへ戻った。
ヴォル「死んだか。あいつのようになりたくなきゃ、逃げることだな。行くぞ。」
ヴォルは会話では一切の関心を見せなかったが、少し辛そうな顔をしていたようにも見えた。

続く

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不登校の自殺志願者 - コメ欄から来ちゃいました!!いやぁー凄いですよね。めちゃくちゃ続いてる。私が見た時は500コメ超えてました。 (2019年5月15日 11時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コメ欄の作者達 | 作成日時:2017年8月17日 22時

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