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続き ページ25

荷台に乗せられ、運ばれるガイウス達。ガイウスはかろうじて意識を保ててはいたが、立てない。そうだ、ロックスはどうした?一緒に捕えられたはずのロックスは。
ガイウス「大丈夫か?」
返事はない。気絶しているようだ。とりあえず今は、逃げる手段を考えなければ。荷台は、雑な作りになっているようで、脆そうだ。だが、立てない今、体当たりなど以ての外。だめだ。何も思い浮かばない。そうこうしている内に、街へついた。俺達は、街へ近づいたことは無かった。人間という頭のいい動物が、群れをなして生活していたが、特に害があるというわけではなかった。だから、俺達も何もしなかった。そういう関係でいた「はずだった」。今回のようなことがなければ。だから、街の中は、初めて見たが、凄いものだ。自分たちの何倍もある大きな箱が、たくさん並んでいるのだ。その中に、たくさんの人間がいた。きっと、住む場所を分けているのだろう。また、縄に繋がれた馬が人間を乗せた荷台を運んでいた。そのようなものを見ると同情するが、これも人間の知恵なのだろう。そういえば、自分たちを運んでいる荷台にも馬が繋がれていたな。なら、俺達はなんのために捕まった?人間に働かされるのであろうか。荷台が止まった。ついた場所は、道中で見た箱の中だった。そこには、様々な動物達が柵に入れられていた。そして、その中に自分たちも入れられた。中には、チーター、サイ、また、見たことのない、四足歩行の毛に覆われた動物がいた。

続く

2つ目のコメント→←番外編2「英雄と戦った戦友」



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不登校の自殺志願者 - コメ欄から来ちゃいました!!いやぁー凄いですよね。めちゃくちゃ続いてる。私が見た時は500コメ超えてました。 (2019年5月15日 11時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コメ欄の作者達 | 作成日時:2017年8月17日 22時

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