なんで？

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沙里




私はね〜涼介のことが好きなの！





え？知ってたって？





まあそこはおいといて






でも涼介は






他のこが好きとかいって






私のことなんか恋愛対象として全然見てくれないの





その人が今日くるっていってたから






見ようと思った






あきらめてたんだよ？






あいつがくるまでは






A…





まさか自分がいじめてた人が文化祭に来るとは思ってなかったからね(笑)






だから涼介に聞いた





沙里「ねえ、涼介の好きな人ってもしかして…」






涼介「あ〜今の子だよAって言うの」





やっぱりそうだったんだ





ふふ、あきらめてたけどAって知ったとたん奪ってやろうって考えしかないくなった(笑)






わざと震えてみたちょっとね？





涼介「どうした？気分でもわるいのか？」





はは、やっさし





それでわざとﾋﾞｸｯってやってみた(笑)




沙里「ﾋﾞｸｯ な、なんでもないよ」





涼介「なんでもないわけないじゃん沙里なんか隠してるだろ」





沙里「ばれちゃった？」






涼介「当たり前だろ一応これでもクラスメイトだし」





沙里「あ、あのね 私その…Aちゃんにい、いじめられてたの…」





涼介「は？なにそれAがそんなことするわけないじゃん」






沙里「本当だよ…高校生のとき…なにもしてないのにいきなりお腹なぐられたり…靴隠されたり」





これは全部私のしたことだけどね(笑)





涼介「…そっかごめん」






沙里「なんで涼介が謝るの！涼介は悪くない」





涼介「なんか、Aのこと好きじゃなくなった」




沙里「そ、そっか」





涼介…意外と簡単だった(笑)





A…悪いけどあなたには嫌われてもらう(笑)





またいじめちゃおっかな(笑)








覚悟しといてね？








Aちゃん♪ﾆﾔ

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